日記SS | ナノ

ヒバ誕


*全編会話文



■□■


「ヒバリ───!!極限におめでとう!!!」

「何なの、君?煩いよ、噛み殺されたいの?」

「まっ、待て!違うのだ!今日はヒバリの誕生日だから嬉しくてつい叫んでしまったのだ!」

「……そうか、忘れてたよ。興味無いからね、そんなの」

「まぁそんな事言うな!極限にプレゼントだ!」

「何なの?コレ」

「誕生日ケーキだ!」

「手作り?もしかして…」

「そうだ!美味そうだろう」

「……君が作ったの?」

「極限にそうだ!と言いたいのは山々なんだが、違う。これは京子が作ったのだ!」

「妹が作ったものを堂々とプレゼントとして渡すなんて君もいい度胸だね」

「違うんだ!ヒバリ! 本当は京子に教えて貰いながら作ってたんだが極限に失敗してしまってな、だから仕方なく京子のをだな…それに京子が作るのは美味いしお前も喜ぶと思ってだな…」

「君馬鹿なんじゃないの?」

「……スマン。それでもヒバリの誕生日だからな、何かプレゼントしたかったんだ」

「違うよ、僕が言ってるのはその君が作った失敗の方を僕が嫌がるとでも思ったの?って事だよ」

「ヒバリ…?」

「君が僕の為に作ってくれたんでしょ?嬉しくない訳無いじゃない、本当馬鹿だね」

「ヒバリ────!!!」



ーーーーーーーーーーー
ヒバリの作る小さい笑みは本当に極限綺麗だ!!!
この後抱き付いた了平さんは殴られます。
てか了平さんがケーキとか作ってたら嫌だな(書いたくせに)。
(2010.05.05)




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