日記SS | ナノ

ケーキは如何?


*全編会話文



■□■


「土方さん、ケーキあるんですけど喰べやすか?」

「あ?いらねぇ。そんな事してねぇでテメェはさっさと仕事しやがれ、手伝ってやらねぇぞ!」

「…そうですか、やっぱりマヨが無いと嫌なんですねィ」

「そう言う話してんじゃねぇ! 仕事を先ず片付けろって事を…」

「はい、マヨ掛けてあげやしたぜ。喰いなせェ」

「ちょ、聞いてるぅぅぅ!!?」

「こんな犬の餌、あんたが喰わねェんなら誰が喰うんですかィ」

「何つー顔してんだ、総悟? ったく仕方ねぇな。小休止だ、喰い終わったら直ぐ仕事しろよ」

「息抜きも大事ですぜィ」



「……やっぱケーキにはマヨだな。に、してもコレどうしたんだ?」

「買って来やした」

「?」

「土方さんに、」

「まさかっテメェ毒盛ったとかじゃねぇだろうな!!!」

「そんな事しやせん。あんたを殺すなら間接的じゃなくもっと直接的にいきやすよ。土方バ──カっ」

「テメェ…!馬鹿って言う奴が本当は馬鹿なんですぅぅぅ!!!」

「はっ、土方さんあんたって人は。」



(何処までも可愛いお人でさァ)



ーーーーーーーーーーー
沖田さんが積極的にケーキにマヨネーズを掛けたのはチョコプレートに書かれている「土方さん誕生日おめでとう」を見えなくする為で。
きっと沖田さんはおめでとうとか言わない気がする。
思い付きのまま書いたのでやまもおちもいみもない。
(2010.05.05)




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