日記SS | ナノ

君の嘘に焦がれる



*全編会話のみ



■□■

「好きだぜ!ゾロ」

「……嘘だろ」

「あ?何その言い草、失礼な奴だなぁテメェ」

「ナミにも言われた、好きだって」

「ナ、ナミさんにっ!?何でナミさんこのマリモなんかに愛の告白を───!!?」

「エイプリルフールだとよ」

「ああ!そうか!そりゃそうだこんな万年寝太郎金欠緑筋肉マリモ序でに方向音痴なんかナミさんが好きになる訳ねぇ」

「黙れ、変な名前付けるなグルグルコック」

「………で、」

「あ?」

「それで俺の愛の告白も嘘だと」

「他に何がある」

「ふーん。……じゃあ、ゾロ!大っ嫌いだぜ

「!」

「………何つー顔してんだ、テメェ」

「‥‥‥‥やっぱり嫌いって言われるの面白くねェ」

「可ー愛いー

「煩ェ」

「ゾロ」

「……」

「ゾロ」

「…何だっ!」

「愛してるぜ!」

「………おれァ嫌いだ」

「何だそりゃ、愛してるって事か?今日はエイプリルフールだもんなぁ」



-----------
ゾロに「嘘でも嫌いと言われたくねェ」って言わせたかっただけでした。
ここに載せるまでも無い?もしかしなくとも。
(2010.04.01)



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -