今回の企画は参加メンバーが各自１曲ずつ、集まったお題曲の中から好きなものを選んで作品を書くというもの。この企画を発案したのは他ならぬ私で、当初はたぶん誰も知らないようなマイナーな邦楽を(布教を兼ねて)提出しようと目論んでいた。
　けれども楽曲の提出直前に今回の提出作『ラスト・ラブレター』の構想が浮かび、「ヤバイこれが書きたい！」となって提出曲を急遽変更。この作品のイメージソングになりそうな曲を探し出し、それを提出して自前で書いた。その曲がHOOBASTANKの『If Only』である。
　何だか当初は曲の歌詞に合わせてもう少し暗い話になる予定だったのだけど、いざ書いてみたらそうでもなかった。むしろただのリュック・ベッソン讃歌みたいなものができた。反省している。

　『ラスト・ラブレター』には彼が手がけた２本の映画、『グラン・ブルー』(1988年)と『アンジェラ』(2005年)へのオマージュをぶち込んだ。どちらも「愛とは何か？」という壮大なテーマについて考えさせられる素晴らしい作品だ。どちらもまだ観たことがない人、興味を持ってくれた人にはぜひお勧め。
　とりあえず、今回の提出作について言えることはただ一つ。

　リュック・ベッソン万歳！！！

　……次回はもう少し頑張ります(´；ω；`)