『Stairway to Heaven』(Led Zeppelin)

光り輝くモノが　全て黄金だと思っているレディがいる
彼女は天国への階段を探している
彼女がそこへ着くと
たとえ店が全て閉まっていたとしても
彼女はある言葉で求めるモノを手に入れる事が出来る

壁には掲示が出ているけれど
彼女は自分で確信が欲しい
だって言葉には時々別の意味があるから
小川のほとりの木の枝で
小鳥がこんな歌をうたってるんだ
「時々　あんた達の考え方全てが疑わしくなるよ」

どうしてなんだろう

西の方角へ目を向けると　何故だか胸騒ぎがする
魂が飛び立ちたがって　泣き叫ぶんだ
どうしてかって　
林を抜ける幾つもの煙の輪が見えたんだ
それを呆然と眺める人々の姿を見えたんだ

どうしてなんだろう
ああ、どうしてなんだろう

誰かが囁いている
皆があの旋律を思い出せば
その時あんたたちは正気に返る
そして　待ち望んだ新たな夜明けがやって来て
森の中には笑い声が木霊するんだ

庭の生垣が騒がしくなっても　今は気にするな
五月の女王(メイクイーン)を迎える為の　いつもの大掃除さ
気にしなければいけないのは　
目の前の二つの道だ　だけど　長い目で見れば
これから道を変えたって　まだ時間はあるのさ

不思議だなぁ

もし分からないなら
頭の中で鳴り響く旋律は鳴りやまないよ
それはあんた達を新たらしい世界へ誘う音

なぁレディ聴こえるか　そして知ってるのか
天国の階段は　そよ風と共にやって来るって事に

運命に弄ばれて
闇が光を覆い隠そうとする時
そこに歩いて来るのは皆の知ってるレディ
その姿は光り輝いてるんだ
彼女はほのめかしたくってしかたがない

どうやれば全てが黄金に変わるのか

だから耳を澄ませて良く聴け
あの旋律が聴こえて来るはずだ
全てが一つ一つが全てになった時
俺達は一枚の岩になる　その岩は転がったりしない

・・・だから彼女は天国への階段を探している・・・