というわけで最後に辿り着いたのがCeltic Womanの『May It Be』。お察しのとおり、これはメアリーのイメージソングだ。 夜明けと共に最愛の人の安らかな旅路を祈る曲。曲調も歌詞も何もかも、この物語のエンドロールにピッタリだと思った。
ちなみにこの『May It Be』は、元はあの有名なアイルランド出身の女性アーティスト・Enyaが、かのファンタジー巨篇『ロード・オブ・ザ・リング』の主題歌として発表した楽曲だ。Celtic Womanの『May It Be』はそのカバー曲というわけだが、何故Enyaの原曲ではなくCeltic Womanのカバー曲の方を選んだかと言うと、単純にこちらの歌声の方がメアリーのイメージに近かったからという理由である(Enyaの熟成された歌声は、10歳の少女のイメージソングにするにはちょっと深すぎた)。 May it be your journey on (願わくば あなたの旅が) To light the day (輝く日へと続きますように) When the night is overcome (夜を乗り越えたなら) You may rise to find the sun (きっと太陽があなたを待っている)