依存と共存 | ナノ






現在の時刻、8:40。曜日、月曜日(朝礼あり)。私こと七瀬月の現在地、










屋上でっす☆
しかも目の前には仁王立ちのりっちゃん。風強いからスカートやばいよ。


「とっとと受け取れよ!!」
「その前に一つ言っておくことがあるわ。月はもう知ってると思うけど、去年首相にカントクを頼まれたとき約束したの。


全国目指してガチでバスケをやること!!もし覚悟がなければ同好会もあるからそっちへどうぞ!!」


あれか!?


私なんやかんやでしてなかったんだよね。りっちゃんと私をやる気にさせるためとはいえアレはねぇ。


しかも達成できなかった場合は…


「できなかった時はここから今度は全裸で好きな子に告ってもらいます☆」


だもんよー。


でもね、叫ぶ言葉なんてきまってんでしょ??


ざわついている一年生を横目で見て、フェンスによじ登る。


「まず、私ね」


あ、下から下着見えちゃうかな。ひゅーがはむっつりだから絶対真っ赤だ。笑えるねー。


大きく息を吸って叫ぶ。


2-A32番、七瀬月!!『キセキの世代』含む天才サマを物理的にも精神的にもぶっ壊す!!!! あとついでに選手の為にマネジメントがんばりまーす…以上!!」
 







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