2018/05/28 09:02 →嬉しいこともある 実質今回の「バンパイヤ五版は嘘だろう!(五刷だろって言いたい?)」てのが何をどうしたい問い合わせなのか謎過ぎてちょっと疲弊したのはありましたが概ねこれも別に凸とは分類してないです。うちの本はしおりがつき、それが同人誌の一部でもあるわけで、でもってそのしおりが五版になるんで正確には五刷五版になるんですが(バンパイヤ第五版は 五刷四版と混在してるけど)こんなの私も混乱するし購入者も混乱するから五版でいいと思います。そしてオンデマンドには版がない! という技術的な意味での突っ込みは無視します。今後出版業界多分オンデマンド主流になると思う(技術もどんどん向上してるし)そして実質版がなかろうがなにしようが 内容が変わってれば(デザイン含め)第何版って言い方になると思うから。 さてこの問い合わせ以外は大体桜歌の感想等でした。 継続して読んでくれてる人がいるのも非常に嬉しいですが、新規の人だとそれもまた非常に嬉しいです。 特に小説というか活字が苦手な人って今凄く多いんで、活字苦手なんだろうなと思う人には特に自分の話を読んでくれとは思いません。 むしろ無理して読んで貰う方が心苦しいです。 ヒロミ先生なんかそうなんですが、バンパイヤは読んでくれた(自分がリクエストして書いてって私に持ち込んできたものなので、流石にこれは義務感からも読んでくれた模様ですw)んですが、同じリクエスト作品でも文書で正式な依頼ではなく、目の前で雑談のついでに「書いたら?」と勧めて来た「人魚のいる水族館」も「宿星のカストル」も全く読んでないと思われます。 私は言われて凄くこれは褒めてくれてるんだろうなと思ったんだけど、同時に「すっごいお前の話迷惑」っていう話でもあると思って自分の話を人に読んでくれと進めることは全くありません。 ヒロミ先生曰く、バンパイヤが完成してイメレスした当時「商業の仕事があってすんげえ詰まってた(逼迫してた)」んだけど、自分が書かせたものだし折角だし多少自分も読みたかったんでちょっと仮眠取れる暇が出来たときに6分割連載してるから1回掲載分読んで寝ればいいやって思ってたら、「どこも読むのを止められなかった、いやこれはいかんどこか切りのいいところでやめなければって思ってたのに結局全部読んじゃって、しかもすげえ長くて朝までかかって疲弊した、こんなん死んでしまう」 読んだら面白いのは判るんだけど、読んだら止まらなくなるからヤなんだよ。 (物理で困る) という返答から、「そういうことあるよね」って私も結構心当たりあったから(自分の小説の事じゃなくて読むのを止められなくて最後までいっちまって疲弊する系。漫画でも『月光条例』は参ったわ。止まんなくてさマジ)私の話は長いだけに結構他人を疲弊させる確率高いなと思ってホントに自分から読んでもいい、読んだという状況でなきゃいけないんだなって思ったんです。 ちなみにヒロミ先生は表紙や挿絵を描いてくれてるので、書く話に限ってだけは読む努力をしてくれてますけど、もう描いてほしいシーンを自分で詳細に語って指示することにしてます。FOY外伝はそれで全て書いてもらいました。あの話の本数と内容の長さからして全部読んでもらって自力解釈してもらってからの挿絵描くのじゃ疲弊どころじゃ済まないなって思ったもんで。 でも自分の指示が間違ってなければヒロミ先生は特にプロなんでドンピシャで描いてもらえるんですよね。 青い運命のNEXT は元々読んでくれて時々イメレスくれてたCameさんに頼んだわけですが、「元々読んで感想をくれていた方」というのが頼んだ理由の大半です。お願いしますって描くのを頼むにしても、「読むところからスタート」じゃ厳しいでしょう。大体私の話が好きかどうかもわかんねえし。でも最初から読んでくれて時々イメレスくれてたというのが前提にあるんで「彼女なら任せても大丈夫」って思ったんです。 ネフシュタンもそうで、もともと今でも入ってると思うけど、イメレスである低温保存されかかってる虎徹さんのイラストはあめのこさんが描いたものなんで、そのままそれを本に収録できないかって持ちかけたところから始まります。 元々描かれてる絵を収録したいという話なので、新しく描くものを含めても絶対彼女も話を読んでくれてるだろうし、すでに1枚挿絵が描けてる状態なら「彼女にお願いしたら間違いない」って思うじゃないですか。 まあそんなので私は人の話読みに行って感想を告げたとしても、その後結構つらつら話してたりしますけど、親しくなっても「自分の話を読め」とは言ったことないです。むしろ読んだよとか言われると詳細言わないでそっとしといてと思います(笑) 私が相手の話を読むのはいいんですが、自分が読んでる人から逆に読み返されるみたいな事されると照れちゃうんですよね。 だから大抵あんまり聞かずに流してます。 それと読んだって言ってるけどそんな簡単に読める量じゃねえって自負してるところがあるので、こちらから感想送って「しゃと☆さんのも読みましたよ」って直ぐに返答きたりすると社交辞令だろうと思って特に触れません。 「どこが良かった? とかここら辺の解釈どうだった?」とかつい聞いちゃったら最後、互いに悲しいことになるからですwww そしてこれが大体正解でそれから早い人で半年、遅い人で4年後ぐらいにちょっと興奮気味でメールきたりすることが。(笑) 「すんごい良かった」とか「最後まで読んじゃった」とか。 まあ大体 凄く読みやすくて、最後まで読めてしかも面白かった みたいな一文で来ますけど、私は凄い嬉しいですね。(笑) でもやっぱ社交辞令だったんだなあれwwってあー流しといてよかったって思います。 今回も「自分活字が凄く苦手で小説はあんまり読まない方なんだけど、凄く読みやすくて最後まで読めた」っていう内容でしたが、「つるつる読める」というのを目標にしてるわたしとしてはしてやったりと思います(笑) ヒロミ先生も言ってたけど、「なんか読み始めると止まらない、ずっと読み続けてしまい、気づくと最後まで読んでしまった」というあれですね。 読むのを苦痛にしてしまうときついんですよ。私話は面白いんだけど、読むのがきつい、なんかリズムがあわん、苦しいって思い「田中芳樹 の 創竜伝」で嫌って程味わってから、「話がすげえ面白くて続き超気になるのに、一行一行つっかかって何ページも元に戻って何度も確認しながら読み進める辛さ」って別の苦痛ななんだと知りました。読むのが辛いの種類が違う! なんかこれ滅茶苦茶苦行でしたぜ。 あれはなんなんだろうホントに、ってもう文章が自分に合わないとしか言いようがないんだけど、「銀河英雄伝説」はそれほどでもなかったっていうね、まあ普通に読めたけど。作者によっても違うんだなと。まあ理由はさっぱり判らん〜。実はその逆もあって、「幻魔大戦」はつるつる読めるんだけど、結局全部読んでも内容がさっぱり頭に残ってないの。読めたけど内容がまったく記憶に残らないってなんだあ??って思った上にあとがき読んだら「自分でも書いててわけわかんなくなったので新・幻魔大戦で仕切りなおします」って書いてあった時「あ、なんかもう無理www」ってここでやめました。あとがきと映画しか覚えてねえ〜。 つるつる読めて更にインパクトを残せるものだとベリーグッドじゃないですか。 そうでありたいと常々思ってます。 だから今回「読みやすくて話も良かった!」って言われると凄く嬉しいです。 これからも頑張ります。 comment (0) top|back |