溜め息を吸うことで果たして失った幸せをとりもどすことはできるのか
ごめんねもさよならも全部のみこんできっと綺麗に笑ってみせるから
この夜を泳ぎ終えたら血液ポンプをとめて眠るの
死んだいきものが星になるのなら宇宙は近い将来飽和してしまう
君が本当は夜が嫌いなことを僕は知っていた、知っていたのだ
世界の果てを見に行こうと笑った君は一体何処に行ったのだろう、と割れたカップを眺めながら僕は考える
祈るかわりにまたねと言わせて、サヨナラもばいばいもまだ僕にはつめたすぎるから
道端の花はあの頃の何も知らない僕たちによく似ていた
ひび割れたこころで、枯れ果てた涙で、それでもまだ笑うの
泣き方を知らない愚かな道化はきっと笑い方も知らない
需要あるのか・・・