誰にでも遠い
ねぇ、誰かに助けてをもとめてもよかったの?

多分こうしていないと壊れてしまうの
わたしはただ一人では生きれない、弱い生き物だった
それを認めるのが怖かっただけ
悲しい夜にさよならさせて
もう頑張れないよ

願い事を口にした途端、それはもう何の意味もない言葉の羅列へと変わった
ああこんなにも苦しいなら愛なんかいらなかっただろう
僕の心をこんなにも壊しておいて君はいなくなってしまうのね
恨み言を残して行っても、君の中に僕は残らない
きれいさっぱりに消えられたらどんなにいいだろうか

こうやってひとりになる
ないものねだりだったの
友情よりも殺意を選ぶ
なんとなくでもいい、お願いだから愛してると言って
うそつきさん、大っ嫌いよ

遠い空に消えてしまえ
太陽が見えない場所に連れて行って
月なんて要らなかった
鈴蘭の毒を頂戴
雲みたいにふんわり何処かへ流れていきたいの

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