Memo|24(Twitter) └日常/雑記 /小説未満 /落書き ※先日のしろちゃんとろじの回を見て突発的に。 ※ろじは押して引かれると弱いのですね。気にしてないように見えて気にしてるとか可愛いな。 「左近!左近!」 いきなり三郎次が保健室に飛び込んで来た。飛びかかられた衝撃で棚に入れようとしてた包帯を落としてしまった僕は、思わず三郎次に怒りを思えたが、それは彼の深刻な顔付きにすぐに心配へと変わった。 「どうしたんだ!?」 「聞いてくれよ、最近富松のやつが絡んでこないんだ」 「は?」 前言撤回。心配はすぐにまた怒りへ戻った。そんな下らないことか。どうしてくれるんだこの大量の床に散らばった包帯。三郎次はなおも興奮覚めやらぬ様子で僕の肩を揺さぶる。 「あーもうなんなんだよあいつ!昔はちょっとしたことで怒ったり喧嘩しかけてきたりしてたのに、最近はぜんぜん絡んでこないばかりか、俺を無視しやがるんだ!なんで!」 「知らないよもう。なんなんだよのろけ?告白?そんなに富松先輩にかまってもらえないのが寂しい訳?」 「ちっちがう!別にそんなんじゃ…!」 顔を真っ赤にして否定する三郎次は、自分の気持ちに気づいていない。そこがまた憎らしいというかなんというか。ため息をつきながら、真相を教えてやる。 「言っとくけどさ、三年生は今実習やらなにやらで忙しいみたいだから、先輩も忙しくてお前と話す時間がないだけだと思うよ。」 「そうなのか…」 その顔なんだよ。そんな嬉しそうな顔しといて嫌いだとか気にしてないとか言うんだから、素直じゃないよな。 毎度毎度フォローする僕の気にもなってほしいよ。 それから、さっさとこの包帯拾うの手伝ってくれないか。 →旧memo |