QLOOKアクセス解析

‡ S h o r t × s h o r t ‡

『続々・リゼ&ラ-ジュのセイドスロード激写作戦』

− 再びセイドスロード激写作戦会議中… −

ラ-ジュ:
「姫様、此処は初心に返る事と致しましょう…(ゲッソリ)」

リゼ:
「初心に…ですの?」

ラ-ジュ:
「はい…。
遠回りはもう無駄であると悟りました。(溜息)
失礼やも知れませんが、ウェルヴ姫様にお願い致しましょう」
←最初からそうすべきであったと激しく後悔

リゼ:
「成る程ですの…、
きっと、ウェルヴ様でしたら快く引き受けてくれますの!」
←ポンッ!と両手を打つ

ラ-ジュ:
「では早速、ウェルヴ姫様が居(お)られるであろう“王女の間”へと参りましょう!」

リゼ:
「はいですの!
今度こそは…、今度こそは成功させるですの!」

− 力強く頷いた二人は決意を新たに“王女の間”へ… −

ラ-ジュ:
「ウェルヴ姫様、失礼致します!
リゼ皇女様が参られました!」

− 一礼をして顔を上げるが、ウェルヴの姿が全く見当たらない −

リゼ:
「おっ、居(お)られませんの…(ガッカリ)」

ラ-ジュ:
「チィッ!
又しても失敗に終わるのか!?
むっ、無念……っ!」

− “王女の間”扉前で大きく肩を落としている二人の元へ、(都合良く)セイドスロード本人が通り掛かる −

セイドスロード:
「おや、リゼ姫にラ-ジュさん?
この様な場でどうされたのです?
あぁ、我が姫にお会いされたいのですか?
でしたら、入れ違いでしたね。
先程、大剣の精霊と共に西の大海へお出掛けになられた所です。
しかし、暫くお待ち頂ければお戻りになられますよ(ニッコリ)」

ラ-ジュ:
「あっ、
いや、その…っ!(慌)」
←チラリとリゼの方へ目をやると、セイドスロードの笑顔にやられて顔から火を噴き、倒れ掛けていた

セイドスロード:
「リゼ姫…っ!?」
←咄嗟に倒れそうになっているリゼの身体を抱き抱える様にして支えてやる

セイドスロード:
「どうされました!?
貧血ですか!?
ラ-ジュさん、リゼ姫が…!」
←ラ-ジュに意見を聞こうと顔を上げた時、パシャッ!とフラッシュがたかれ目がシパシパする

− 1 / 2 −

[ *prev / #next ]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -