猫主@図書

*変換なし*


武蔵野第一図書館___今、私・笠原郁が勤めている場所。
と言っても、業務部じゃなくて図書隊の方なんだけどね。
え?
図書隊って何かって?
良化法によって、不当な図書を取り締まる法律があってね、アイツ等武力行使をしてでも本を奪おうとするの。
良化団員や賛同団体から本を守っているのが図書隊なんだよ。
私はそこの“図書隊特殊部隊(ライブラリータクスフォーク)”に所属しているんだ。
厳しくて優しい堂上教官と笑う正論の小牧教官、同期の手塚と班を組んで鋭意奮闘中!

私は休憩を利用して、最近噂の猫探しに精を出しています。
希美ちゃん(六歳)曰く、夜の様な黒い毛で宝石みたいなキラキラした目をしている、との事。
「にゃんこ〜?」
図書館側の庭のスペース


ボツ


『漸く私の査問が終わった後の事。
私は降りだした雨を気にしつつ、人がいない事を確認してからそっと官舎裏の茂みに滑り込んだ。
あの子がいないか確認するだけ、と言い訳めいた言葉を自分に言い聞かせながら歩みを進める。
「笠原、何してるんだ?」
ビクリと肩が跳ねた。
ギギギとゆっくりと振り向けば、傘をさした堂上教官だった。
うぅ、何でこうもタイミングが悪いかなぁ。
「えーと、猫を探しているんです」
「猫?」
「毛が長めでオッドアイの猫なんですけど………」
「僚は動物の飼育は禁止されているはずだが………?」』



ボツ



続きが上手く書けなくてボツ化。
110930
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