黄笠
DK2な黄瀬とDD1な笠松さん。
交際済み的な……sss




センパイは、とってもツミな人って奴ッス

と、俺は付き合い始めてから知った







日本の夏は蒸す。
日陰に入ろーが肌に張り付くような空気がずっといる。
バスケをやっているから汗を掻く事自体は別にイイんスけど、湿度が高いのはどーにも苦手。
よって夏場の俺の部屋はクーラーをガンガン効かせて除湿をしてる。
そんな俺と対局の行動をとっているのが、この春から都内の大学に進学してボロいアパートで一人暮らしをしている笠松センパイだ。
笠松センパイはものすごーーーーーく寒がりで、クーラーが苦手。
俺の部屋に来ると寒い寒いって言って、センパイ用に買った膝掛けをいそいそと着る。
もう!
センパイの苦手な女の子ッスか!?
そう叫ばなかった俺はエライ。
そもそもセンパイのアパートにはクーラーが完備してないので関係ない話だけど。
だから扇風機とうちわだけで、正直俺としてはありえないわーって思っていたんス。
が、これもそう悪くない事に気付いた。
除湿なんてできないから湿っぽくて、汗で服が張り付くのは変わんないけど。


「……黄瀬? さっきから黙ってどうしたんだ?」

「俺は今生まれて来たことに感謝してるだけッスよ」

「………………頭大丈夫か?」


そんな冷ややかな視線で俺を見るセンパイにもぞくぞくする。
だって、センパイは今ほぼ裸なんスよ!!!!!
もう、最初見た時はほんっと驚いた。
上半身裸で、下はトランクスとかざら。
センパイの桃色乳首が晒され、おみ足が惜しげもなく覗く。
ここは、ほら、あれ。
エデンで天国でシャンデリア?だっけ?なんス!!
まー、気に喰わないのは俺以外にも無防備にそのままなんスよねぇ。


「おい」

「んー。なんスか?」

「その手はなんだ」

「センパイの防御率が悪いのがいけないんスよ〜?」

「いや、だからっ…………ひぅ」


ちょっと乳首を弄って、前を揉んだだけで可愛い声をセンパイはあげる。
そのまま押し倒して、唇を腫れぼったくなるまで貪れば、ほら。
とろん、と目を潤ませたセンパイのできあがり!


「あんまり俺以外にそんな無防備な姿をみせないで」

「……ばぁか。オマエ以外に何で見せなきゃいけねーんだよ」

「っつ……! センパイはホント俺を煽るの上手過ぎ」

「ちょ、ま……ん〜〜〜〜〜!!!」

「今夜も寝かせないッスよ」


こうして俺はぺろりとセンパイを食べちゃったス☆





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