【神籬の森】用語解説


>>神籬(ひもろぎ)
神霊や御霊を降ろしたり、宿っていると考えられたもの。大半が山・森・老木などがそれに該当する。

>>犬神憑き(いぬがみつき)
犬を贄として行う呪術。それを行なった一族には繁栄が訪れるが、代償として犬神に憑かれてしまう。外見的、精神的にも異常をきたすので婚姻を結ぶ事を嫌がられた。

>>付喪神(つくもがみ)
九十九神とも。百年使われた道具には魂が宿り妖怪化する為、九十九年で供養する。妖怪化出来なかった怨念や無念で道具は付喪神となる。
付喪神は妖になりきれていない半端な存在。

>>雲外鏡(うんがいきょう)
元が照魔鏡(しょうまきょう)という鏡の妖。照魔鏡は妖怪の本当の姿を見る事が出来る。雲外鏡は十五夜の晩、月明かりの下で水晶の盆に張った水で鏡面に妖怪の姿を描くと鏡にその妖怪を閉じ込める事が出来る。

>>天狐(てんこ)
神獣のひとつ。稲荷神に仕える神使であり狐の中でも最強・最高位に位置する。金色に輝き大変美しく、四つの尾を持つ。

>>空狐(くうこ)
3000年生きた天狐が空狐となる。尾は無くなり、外見はほぼ人間と同じ。神使を引退し自身が神となる為、天狐よりも上の存在となる。

>>半神半人(はんしんはんじん)
神と人間との間で稀に子が宿る場合がある。生まれた子は非凡な才なり、何かしらの力を宿らせているという。滅多に生まれる事はない。

作中は独自の解釈と設定で話を進めております。

上記はその独自設定で読むにあたりの参考程度の注釈なので、世間一般で言われている説明と異なる部分が多々あります。


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