「お風呂に入ろう!」の続きです。



「あーわっ、あーわっ!」

「わーわっ、わーわっ」

「ゆき、しりに泡がまだついておる」

「あっ、本当だ!ゆきくん、一回流そうね〜。佐助と元就上がったからよろしく〜!」

「ほら、こっち来い」

「む、…目にみずはいった」

「じっとしてろ拭いてやるから」

「佐助はこっちな」

「ちあちゃー!」

「おうおう。水も滴るいい男はびしょびしょのままで飛びついたりしねえんだぞー」

「んん!あ、アイスは!?」

「政宗が冷蔵庫に入れてるよ」

「アイス〜アイス〜だいすきアイス〜」

「ちゅっちゅは買ったであろうな」

「ちゅっちゅだけじゃなくて棒もカップも買わせていただきましたよ」

「冷凍庫に入んなかったから製氷室にも入れてあるから…あれ?幸村は?」

「もうすぐじゃねえか?あ、ほら出てきた」

「幸村よろしくー!」

「よし来いゆき!」

「きゃああああん!」

「テンションたっけェな!おら暴れんな!水跳んでる!」

「あーいいお湯だった。3人ともお先ー」

「おー。そしたら俺らも入るかー」

「あわわのおふろ、おれさまもっかいはいりたい!」

「たいぃ!」

「へんッだ!これからは男の時間なんだよー!裸の付き合いなんだよーッ!」

「政宗様…」

「政宗…妙な対抗心はやめろマジで…。お前らも着替えてんだから先アイス食ってろ。な?」

「むー、まさむねのあほー」

「うんこお!」

「うんっ…!?どこで覚えた幸村コラァ!」

「にゃはははは!」

「アイスは待っててやる。だから早よういってこい」

「へえへえ、ありがとな」

「ふんぞり返ってドライヤーかけてもらってる奴に言われるのも何だが…まあ行ってくらあ。小十郎、逃げんな」

「くッ…」

「小十郎さんファイトー」

「ふぁ、おー!」



「ッは〜…やっと風呂だ…」

「一汗かけて良かったじゃねえか」

「一汗って言うか冷や汗だけどな」

「小十郎、いつまでそこにいんだ?さっさと入れよ」

「…いえっ、小十郎は…!」

「もじもじすんな!男が恥じらったって何のときめきもねんだから!」

「いやあれ青ざめてるから。変なフィルター掛けんなよ」

「泡だぜ泡!泡泡!」

「わかっ、わかったから暴れんぎゃあああ目が、目がしみるぁああ!」

「わーっはははははは!目が!目がぁあははははは!」

「政宗様、御戯れも程々に…!」

「ほーれ!」

「ぬっ!?」

「此処は俺のテリトリーだぜ!」

「…く、あれが水でさえ無ければ…!」


…ざぱぁ…


「てめェらぁ…」

「おお!?」

「も、元親…」

「俺をほったらかしにして遊んでんじゃねェぞコラァ!」

「ぎゃぁああああ!目が!目がぁああ!」

「ぐぁあああ!水!水がぁああ!」


ガラッ!


「ちょっと!さすがにうるさいんですけど!」

「「「きゃー!破廉恥!」」」



菜緒ちゃんがもどってきたあと、ちょっとなきそうなちあちゃんと、まさむねと、こじゅうろうさんがでてきたよ。



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