私が9000と36の書物から得た情報をもとに組み立てた世界に関する考察をここに記す。
(中略)
すなわち、この世界は卵の殻のような子宮と不安定に臍の緒で繋がる胎児のようなものであり、君達が星だと思って見ているのは実は羊水と赤血球の成れの果てが煌めく何とも濁った光なのである。そして、私がこの考えを真実だと証明出来ないのと同じように、君もこの考えを否定することは出来ないという事実を最後に記しておく。
120224/ある博士の手記
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