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《目次》
記人
地理
→領地や街などもこちら
組織・政治
種族












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▼ 記人(しるすひと)
世界中のあらゆる記録を扱う職業、またその職業に就く者のことをいう。
新聞記者などとは異なり、非営利目的の公人である。

◆仕事内容・目的
世界中を旅しながら様々な記録をとり、管理・保存し、伝えていく。

◆記録の対象
世界中のありとあらゆるものについて。
事件・事象・伝説、特定の人物・団体、生物・不思木(フシギ)、精霊・神など、数えればきりがない。

◆永久中立の掟
『記人はいかなる政治的介入を行ってはならない』という掟(おきて)。この掟を守ることを条件に、記人は世界中の国々を自由に行き来することを許されている。

◆本部
カウィーに構えている。記人の間では、学生時代の名残で『機関』と呼ばれることもある。

◆養成機関
記人を育成する専門学校のこと。本部に併設されている。種族や出身を問わず広く才能のある者を募っているが、その入学試験は世界一難しい。

◆ランク
記人の能力や実績などに応じて付けられている。



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▼ 地理

 領地一覧 
※○○領と呼ばれるものは全てコーレニかオリクトの土地である。

◆ザハルアルバリー
現地語で『開かれた背中』という意味の山。山頂付近ではアストショッドが集落を作って生活をしている。彼らの間では『背中』と呼ばれるのが一般的である。

◆カデラ
ザハルアルバリーの麓(ふもと)にある街。

◆マティの里
ラウァーレ領を北に抜けたところにある。里の周りには広大な森が広がっており、様々な不思木が生息している。記人でも容易に近付くことはできない。

◆カウィー
記人が治める永久中立国。世界一小さな国でもある。あらゆる面において他国の追随を許さないほど先進的である。


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▼ 組織・政治

◆点円
コーレニの代表者からなる組織。
定期的に会議(=点円会議)が行われ、そこでコーレニ全体の意向・方針などを決定している。
立場に優劣はない。

◆線角
オリクトの代表者からなる組織。
不定期に会議(=線角会議)が行われ、そこでオリクト全体の意向・方針などを決定している。
立場に優劣があり、複雑な力関係が働いている。

◆アラギジル
元は記人だった人物が本部を抜け、領主たちの悪政に介入するために立ち上げた組織。現在は衰退しており、ラウァーレ領の小さな自警団として活動している。

◆種まきの儀
コーレニのうち、なんらかの事情により純血が途絶え、その土地が空いた場合、新たな領主を決めるために行われる儀式。

◆石割りの儀
種まきの儀と同義。オリクトの場合はこのように呼ばれる。


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▼ 種族

◆ソル
世界の半数以上を占める種族で、全ての人種の祖といわれている。
そのほとんどは混血であるが、純血の場合は以下のように呼称され特別に扱われる。

◇コーレニ
ソルのうち、植物を司る純血の一族。

◇オリクト
ソルのうち、鉱物を司る純血の一族。

また純血の一族やその親近者、あるいは彼らとの特別な繋がりがあり経済的に裕福な者たちは、貴族と呼ばれる。

◆アストショッド
ソルと陽神の血を引くとされる種族。
褐色の肌に白い模様が特徴で、男女ともに大柄である。

◆マティ
コーレニになり損ねた者たちから派生したといわれている種族。他の種族との交流を避けており謎が多い。眼窩に種を埋め込み、自身の植物化を促す風習がある。



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