あかんやつ | ナノ

 稲妻土門

「井上、身長縮んだ?」
『土門くん、また痩せた?腰切れそう』
へらへら笑いながら俺は井上の頭を撫で、井上は俺の腰を触ったりしている。のんびりした時間。久し振りの2人きり。俺の部屋に井上。ああ、幸せだなあ。学校も部活も休みで良かった。


『あっ、もう!髪乱れちゃったじゃん!』
「ははは、ごめんごめん」
『ああもう!』
「ははは!」
井上は髪を直しながら頬を膨らませたが、俺が笑い続けているのを見てすぐに笑顔に変わった。可愛いなあ。

井上は『土門くんのばあかっ』なんて言いながらもへらへら笑って俺に抱き着いていた。俺は「ばかじゃねぇよ」と言い返しつつ今度は優しく井上の頭を撫でた。井上はくすぐったそうに小さく身を捩らせて強く俺を抱き締めた。俺も井上を強く抱き締める。『ふふ、苦しい、』そう井上が言ったので「緩めようか?」と言うと『ううん、このままが良い』と井上は度腰に回した手を強めた。

俺は抱き締めていた腕を少し緩めた。井上は不思議そうに、少し不安気に俺を見上げて小さく首を傾げた。俺は井上から手を放して、そのまま両手で井上の顏を包み、口付けて、そのままベッドに押し倒した。

井上は顏を真っ赤にさせて、そして笑った。

母さん、今日仕事で良かった。



そんな休日



土門くんのえっちー!
……!何かそれときめく


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