ネタメモ備忘録

ツイ呟き・プラスタグまとめ


お酒が入らないと意中の子に手を出せない拗らせてるヘタレ浦原喜助、その子に急に顔寄せてまじまじと見てからちゅーしてしまって「わ、酔った勢いで何を」って言われるんだけど「酔ってなくてもしますけど」ってちょっと強がり言っちゃう。素面でそこまではできないくせに認めたくない男
「腰が痛い、疲れたしもうやだ」
「腰って…アタシのせいじゃないっスよね」
「座りっぱなしで痛いの、そういうのほんとやめてくんない」
そういうワード聞こえたら疲れを労うより先に変な会話持ってくの好きそう
夢主に「喜助さんなんて嫌い」って言われるのが頭では理解できてるのに腑に落ちない感情処理の苦手な浦原喜助、「貴女がそう思うならそれで構わないっスけど得心のいく説明して頂けますかね」って手首掴んで言い募ったりして、言ってることと行動がぜーんぶ矛盾したまま夢主を構っていたらいい
映画鑑賞後「ちょっと、ちゃんと見てました?」って聞くと「ええ」って素気なく返す浦原喜助。夢主が「うわ、見てない返事だ」って言うと「映画見てる貴女を観察することに忙しくて」とか言い出すからそういうところ
楽しいSF系を見てる浦原喜助と夢主、「わ!すごい」と超現実的な場面で感動してると「アタシでもできますよ」とか「今度ここまで連れてきましょうか」とか逐一対抗してくるのかわいいな。
本人は出来ない事でも「無理っスね」とは意地でも言わないので「似たような事なら」って言う。「似たような事なら」ってうらはらきすけが言うから、いざその場面再現に近いことをお願いしてみると「はっ(全然ちがうんですけど…!)」ってなってそう
想いの伝え方下手過ぎ芸人であってほしいので「全く何度言ったら…」って多方面にお転婆な夢主にポロッと言っちゃうけど、「何度も言ってなくない?」って返されて「…じゃあ何て言ったら貴女だけに伝わるんスか」って珍しく参ったように片手で頭抱えてほしい
普通に寝てて目が覚めたらそこに浦原喜助がいて、偶然目があって「うわ」って驚いたとしても「見てるだけっスから」とか言って「続けて」って言ってきそう。続けてって寝てただけで起きたら貴方がいたんですがっていう夏の怖い話
レンタル彼氏的な何か

「はーどうしよ」
「かれこれずっと悩んでますよね」
「週末に実家呼び出されたんだけど嘘ついたままなんだよね」
「何を」
「架空の彼氏」
「…あーやっちゃいましたね」
「ほんと嘘つくんじゃなかったー」
って遊びくる常連の子とだらだら話しながらお店で過ごしていたら、いい時間になりその子が「じゃあそろそろ帰るわ」って立った帰り際に「週末だけ事実にしてみません?その彼氏」と序盤の話題を持ち出したと思ったらいきなり期間限定レンタル提案してきて「来週持ち越してもいいっスけど」と嘘か本当かわからんこと言ってくる浦原喜助。
冗談かと思いそれに対して「はいはいじゃあお願いしようかな」って適当に流したら、当日「お願いされたんで」って夢主の家まで迎えにきてて、何の打ち合わせもないまま手土産だけもってその場凌ぎで夢主さんの実家までに行ったらいいよ。実家行くからってポロとかのゴルフ行くみたいな服着ててほしい(一心さんもしくは平子さんコーデ)
平子さんに「これもええんちゃう」「これくらい持っときいや」「ほらこれも」いろいろ着せ替えされて「ええ…」ってグッタリしてる浦原喜助もいい
運動や体力作りしはじめた夢主に「はいがんばってくださーい」「その調子!」って言って高めてくれるんだけど「そんなんじゃ理想は遠いっスよぉー」「アタシのためでもあるんですよー」とか時々イラッとする励ましを混ぜてくる浦原喜助。夢主も「は?」とキレ散らかしながら頑張っちゃう
浦原喜助に幸多きを願うタイプの押せ押せ夢主が現れても「アタシなんかの幸せ願ってどうするんスか、もっと他にあるでしょうよ」とか平気で言いそうだしそういう子には塩で接しそうなので一進一退どころか二退三退くらいしてしまう。そういう裏返しのような店長も見たい。天邪鬼。夢主ちゃんの根気に負けて最終的に「ですからボクは」って普段は絶対ないのに、うっかり過去の一人称出ちゃうくらい対人距離バグってしまったらいい
浦原喜助って寝返り打ったと同時にお布団と一緒に夢主ちゃんを脚で巻き込んで起きてるのに寝てるからってそういう時ばっか、ぎゅぅーーって力強く抱き枕みたいに抱いてそう。苦しくて目覚める夢主をわかってやってる
押せ押せ夢主に塩対応する浦原喜助
急な雨に駆け込まれて普段は「明日まで雨宿りさせてください!」とか言われても「もう店仕舞いっスけど」って適当にあしらってたのに、あまりに濡れてしまってブラウスが透け気味になったのを無言でタオル渡して「早く拭かないと体冷やしますよ」って言いつつ眼は正直にガン見しちゃうから「うちにある服お貸ししましょうか」って普段だったらこ夢主に言わないこと言っちゃったらいい。「いいんですか!?」って喜ぶ彼女に渡された雨ちゃんの服、は冗談で。店長の作務衣を渡されて「…まあ仕方ないんで」って帽子を深く被る店長の前で夢主は嬉しそうに羽織ってほしい
「変な帽子のおじちゃん!」って呼ばれる度に「おじちゃんじゃないっスよー」って帽子の方は否定しない浦原喜助
単に自分が虫の居所悪くなってるのに「まあ、褒められたことじゃないっスね」とか「心象がいいとは言えないわけで」とか遠回しに夢主のある行動に対してちくちく小言を言い始めたらいいな。無自覚やきもちってかわいい
謎シチュ。「やっぱり危ない男だ」って誰かと話してたら聞かれてて「今更そんなこと言ってるんスか?もう十二分に理解してると思ったんスけどねぇ…まあこちらとしては何度繰り返しても構わないんでその度にわからせてあげましょうか」ってどんな風にかは知らないけどわからせにくる浦原喜助。急にベランダからくるよ
吸ってる人ほど他の煙に敏感でかつそれが男のだったらその銘柄と男の性格まで調べ上げそうな男、浦原喜助。本人は身辺調査とか言ってるだけ。好いてる女にはそれくらいしてほしさある
足癖の悪い浦原喜助
器用に足指でなんか衣類とか新聞とか取ったり引き寄せたりする。それを見てた夢主にペシって手で軽く叩かれて、「あいたー!」って痛くもないのに大袈裟に転がって「そんな痛いっスよぉ」ってごろんごろんしながら隣から白い目で呆れられたらいい
多分浦原喜助の唇は乾燥してざらついてるのでリップを口移しで塗ってあげたいねって話
トマトリゾットを前にした浦原喜助「別にいいんスけど、せっかくのお米をなんでこんな真っ赤っかですっぱいものに変えちゃうんスかねぇ…」はあ、って手をつける前にわざとらしく何度もため息ついちゃう。夢主がいたら「いらないなら食べなくていいですよ」って言われ「いらないとは言ってないっスけど」「ではどうぞ」「でもなんでこんな…」(無限ループ)
ナンパに絡まれた夢主に最初は「いやぁお目が高い」とか「そりゃあ声もかけたくなりますよねぇ」とか適当なこと言ってウザ絡みの極みで相手に話しかけるんだけど、それでも逃げない男には最終的に「…しつこいヒトだなあ、ウチのになにか」で終わってほしい
Tシャツ着てる浦原喜助もいたのだから冬場はパーカーやフーディ着て自堕落に徘徊してる浦原喜助もいてほしい
『浦原喜助に憧憬を抱く女』
浦原商店に来る度に「ねぇ店長ぉー」って敢えて周りが嫌厭するような話し方で人妻風に接触してくる女が、実は二番隊所属の隠密で、二人きりになると常に首を垂らし「浦原様」と呼ぶ浦原喜助に憧憬を抱く女の話。
「振り幅ありすぎません?」って自分を棚に上げて女に言う店長。
二番隊所属ゆえ「浦原様」と呼ぶのをうっかり砕蜂に聞かれてしまって、しどろもどろにしてると「まあまあ」って満更でもなさそうに入ってきた浦原喜助が、「砕蜂隊長だって夜一サンにはその敬称で呼ぶじゃないっスか、あれと同じっスよ」とか余計なこと言っちゃって更に空気悪くする。
浦原喜助って「いけないヒト」とか「悪い子だ」って言い方が似合うとは思ってるんだけど「いい子にしてました?」って優しくだったり怪しげに聞いてくるのもいい。12月は「プレゼントはアタシです」月間だから夢主には「いい子」を言わせたい
「ボクの顔お好きでしょう?」に対して「べっつに!元々タイプじゃないし」と強がったところで「じゃあタイプになるまで見つめて差し上げます」って言ってくるし、「やめて」と止めたところで「元々お好きじゃないんなら根っこから矯正する必要はありますよねぇ」って笑って見つめてくる浦原喜助はいる
「もうやだ仕事最悪辞めてやる!」って浦原喜助にギャンギャン言ってたら「仕方ないっスねぇ、アタシがなんとかしますから」って呆れ口調かつ頼り甲斐ありそうに言うんだけど、その翌週に職場全員記憶いじられて業務どころじゃなくなって「そこまでしろとは言ってない」ってことになりそうなのでやっぱいいですってなる社会人夢主
「一緒に筋トレ頑張りたいです」って言ったら、浦原喜助は「アタシはもう生まれつき鍛えられちゃってるんで」あははとか言ってくるので、「いいです、じゃあ一人で運動頑張ります」と返すと「そんなに一緒にトレーニングしたいってんなら手取り足取り、まあ別の運動込みになりますが。お手製の服とメニューでお安くしますよん」って金取ってくるし卑猥
キスマークを残す(のと残されたい)浦原喜助。
見えるところはもちろん自分しか見えないところにも否応なしに来るので、ぷんすこし始める夢主に「じゃあ公平に、どこでもいいんであたしのところへ痕をつけてってくださいよ」と何故か上から目線でお願いと言うには命令に近くて、煽り上手で困らせてくる男。
キスマークがうまくつけられない夢主に「…こうするんスよ」って囁いてくる浦原喜助。結局また痕が増えてくので「まってまって」って言い募るけど「覚えました?」って聞いてくるばかりで全然耳を傾けてくれない。そもそもなんでこんなことになってるの?と大困惑。
「あなたがいいならあたしはどこでも」とファミレスでも満足してくれる浦原喜助に夢を見る。席につくと「そっスね、ドリンクバーはつけましょう」と真っ先に意見を述べるので本当はファミレス好きなんじゃん疑惑が浮上する。
台風の季節になったらしまっちゃうおじさんと化す浦原喜助。嵐の前日に夢主へ「そちらで過ごすかウチ来るなら迎えにいきますよん」と連絡するけどインドアな夢主に「ずっと家にいるのでいいです、そっちにも行きませんし」て塩で一蹴されてほしい
新グッズ『ふりむきゅん』より着想

「浦原さん、これと同じポーズしてみてくださいよ」と夢主が冗談で言ったらノリノリで「いいっスよ」って返すけど「タダとはいきませんのであとでちゃんと払ってくださいね」
「え、なにを」
と、結局高くつく。
「なにをってまたまた〜純情ぶっちゃって〜」
「いや、私はなにもしませんよ」
「払ってと言っただけで貴女にしてほしい、なんて言ってませんが。なにを想像したんです?」
「だからそういうのやめてくれません!?」
「いやらしいっスねぇ〜」
「うるさいもうだまって」
とある日常
「コンビニ行ってきますけど何か欲しいものありますか?」
「そっスねぇ、なんか甘いものを」
「ここ駄菓子屋なのに」
「たまには違うものっスよ〜」
「和風ですか洋風ですか?」
「じゃあ貴女が選んだものと反対なもので」
「え、なにそれどういう意味面倒くさい」
とある現世の猛暑日
浦原さん平子さんの会話

「暑いっスね」
「せやな夏やしな」
「暑くてもう駄目っス」
「そのわけ分からん帽子のせいやろな」
「今日はもう閉店するんで帰ってください」
「ちょ、呼んでおいてなんやねん」

暇な時に互いに行き来してたらいい
雑用押し付けられる恋次から着想。
「浦原さんにお訊きしたいことがあって」
「そっスねぇ、アレとコレとそれを片付けてもらえたら答えますよん」
て言ったのに次第に無理難題になっていってでも健気に頑張る夢主。
テッサイさんが「店長とはいえ黙って見過ごす訳にはいきませんな」と夢主に肩入れし始めたら浦原喜助は「なにがスか」と端的に静かに凄みつつも内心では慌ててほしい
浦原喜助にきゅんして〜〜ってお願いしたら「アタシそういうの知りませんけどね」って言いながらも「…こうっスか?」と頬杖つきながら得意げに指ハートしてくれる。それが妙に色っぽかったのでもう一回おかわりお願いしちゃうと
「なら……それ相応の頼み方じゃないと、ねぇ」
ってしたり顔してきます
口づけしてる時に腰が抜けたようにへなへなと座り込みそうになった夢主の腰を支えて無理にでも立たせておいて濃厚なものを続行する浦原喜助。
ぎゅっと目蓋を下ろす夢主の眦に涙が滲むさまを半目覗かせてちゃんと確認してる。
その涙を掬って「…泣くほど良かった?」と囁く。
夢主とダッフルコートお揃いで着てデート。浦原喜助の手あったかそう人間ホッカイロでポッケの中に握った手を突っ込んでほんわか街中デート。
浦原喜助って立て膝で座るの似合う
座ってご飯食べてる時に立て膝になってるのを夢主に指摘されて「だってアタシ足が長いんすスよね〜」って足で夢主を挟んでロックしてさらに怒られてほしい。
挟んで強引に自分の方へぐいっと寄せるとこまでセット。足癖悪いとか行儀が悪いのレベルではない。
「ほらほら〜出られないでしょ〜」とか子供みたいなことやってイチャつく。

「やめてください、ご飯食べてるんですよ!」
「食べてなかったらいいんですか?はい、ご馳走様でした」
「そういうことじゃない」

週末泊まりきた夢主がパジャマ忘れてここぞとばかりに浦原喜助が大量の作務衣を持ってきて「お好きなのどーぞ!」って張り切ってほしい
「ええ…」て困惑するけど選択肢がないので強制的に彼シャツならぬ彼作務衣になります。可愛いですね大変可愛いかと思います、とは言わないけど顔に出てるおじさん
自室に篭って完徹か二徹くらいした色々危ない浦原喜助に夜一さんが差し入れで
「ほれ、褒美じゃぞ〜」
と夢主を担ぎ込んでそのまま「じゃあの」って置いてく

そのあと泥のように寝たいのに褒美と言われた彼女がいて思考が回ってない浦原喜助と状況が把握できてない夢主
背が高いとか足が長いとかでシングルベッドに収まらないことを理由に夢主を脚で巻き込んで抱きつくように寝る浦島喜助……
「これで二人で寝られますね」とか言ってくるけど夢主全然寝られない「いや重い」
まだ情事に至ってない二人なので「こうして寝ながら話してるとピロートークみたいっスねぇ」って笑って揶揄うんだけど、「そうですね、でもピロートークってなに喋るんですかね」ってよく分かってないまま肯定に返してきて心の中で浦原喜助に"まじか"って思ってほしい。
「ほら、ボクって顔が整ってるじゃないですかあ」
「知ってます」
「あ、整ってるっていうのはハンサムっていう意味で」
「だから知ってますって。言い直さなくていいです」

かっこいいとか端正な顔立ちとかイケメンとか称賛が欲しいけどなかなか口にしない夢主に畳み掛ける浦原喜助

それにしょうがなく

「はいはい浦原さんはかっこいいですよ、ハンサムで賢くて、だから付き合ってるんですけど?」

って言ってるうちに頬赤らめてく夢主に、

「あら、ほんとに言ってくれるんスね」

って返した言葉より鳩豆顔になってくれたらいいと思う


ポッキーを口に迫ってくる浦原喜助

「はい。んー、ん」
「咥えたまま喋らないでください」
「なんか卑猥っスね」
「そういう!発想!」
「アタシは別にポッキー以外の意味は示してませんけど?」
「うるさいもう帰る」

越えちゃいけない冗談が分かってない浦原喜助

11/11 ポッキーの日
私服に無頓着な浦原喜助には一心さんが面倒みてもらってたところあるけど、わざわざ現世に出向いて「ええから付き合えや」と強引におしゃんなショップへ連れ出す平子真子もいてほしい

「しがない駄菓子屋にそんなお金ないっスよ」と逃れようとするので「俺隊長やねん」と先輩風吹かして贈与する
平子がジャズを嗜んでた頃にはまだ存在してなかったっていうのを逆手にとって時空飛び越えてたことにして平子が未来にトリップしてた説にする

「惣右介聞いてや、なんや騒がしい街に飛ばされてな?そこでこれもらってきてん」と存在する筈ないレコードかけてオーパーツになる不思議話
「こっちやこっち」

人気のないとこ呼び出して「なに?」って聞いた瞬間、
ちゅって唇添えて「今日ハロウィンらしいで」って普通に会話はじめてくる平子真子

「…いや、なんで口を…」
「甘菓子よりこっちの方がええやん」
「いいってそっちの問題じゃん」
「ジブンも同じやろ」
「…まあ、うん」

ハロウィン 平子夢
日付変わったら寄ってくる浦原喜助

「おやぁ一年に一回、正式にイタズラしていい日でしょう?」
「…他の364日は略式でイタズラするってことじゃないですか、ダメですよ」
「そんなことないっスよぉ〜アタシのことなんだと思ってるんスかぁ」
「歩くイタズラ製造機」
「せめて歩く天才発明家って言ってくださいよ」

ハロウィン 浦原夢

眼鏡夢
イメージを変えようと浦原喜助が黒縁眼鏡をかけたのに夢主は

「あの、言いにくいんですけど…因縁の方がかけていたのを思い出すので…お似合いなんですけど、すいません」

先に旧五隊長が浮かんでしまったので微妙な空気にしたい。正直に印象が出てしまう。

「言っちゃいます?それ」
「自分でも思ってるでしょう絶対」
「まあ思い出さないって言ったら嘘になりますけど」
「意図的に黒縁を選んだんですね」
「アタシはイメチェンというものをっスね」
「どんな?」
「爽やかな好青年を装って実は謀反を犯すような」
「平子さんと桃ちゃんに怒られて下さい」
夢主が休憩してると、鉄裁が彼女好みの紅茶とミルクを持っていく。それを知った浦原喜助は何で彼が彼女の好みを把握してるのか妙に気にかかっていた。
そんな事を聞くのもなあ、と秘めつつ紅茶を用意した鉄裁へ「へぇ。西洋のお茶の方がいいんスか、彼女」と零すと、

「おや、店長でもご存知ないことがありましたか」

珍しく鉄裁が口許を緩ませた。

「親しいからと言って全て知ってる訳じゃないっスよ」

恋仲なのにこんなことを吐露してしまう自分が情けない。すると淹れたての紅茶とミルクを乗せたお盆を差し出された。

「こちらをお渡しくだされ」

渡されたお盆を慎重に持っていく。
普段は鉄裁が持っていくのに、何かの意図があるのだろうか。日本茶と異なる芳醇な葉の馨り。言わないだけで本当は和より洋を好んでいる?知り得ない事を鉄裁だけは──。いや馬鹿馬鹿しい。

「はぁい、今日はあたしがお持ちしましたよん」

和室で寛ぐ彼女へ置いた。
ありがとうございます、と嬉しそうに礼を告げられると余計に靄がかかる。紅茶が好きなのかと一言聞けばいいものを。

「いい馨りっスねぇ、たまにはこういうのも悪くない」

表では心の内を隠しながら。気になって仕方がない。

「ミルクを入れるといいんですよ」

彼女はくるくると混ぜ始めた。

「ほら、できました」
はにかんだように照れ臭そうに。
何に対して笑みを向けているのか解せなかった。
「美味しそうっスね」
そう零せば、ひと口啜ってから言った。

「浦原さんの髪色みたいでしょう?ミルクティーって」

…ああ、そういうことか。
思案していた事が馬鹿らしく、ふっと目を細めた。
「今日はいつものお姉さんいないの?」

菓子を握りしめ会計しに来たのはジン太と同じ年くらいの男児。すぐに彼女のことかと申し訳なく「今日は来ないんスよー」とその子へ会釈した。

「明日は?」
「明日もお休みっス」
「えー、いるって言ってたのに」

つまんなそうに店を出ていくと、噂をすれば。

「早めに来れました〜」

休日出勤を終えた彼女が手伝いに。

「あっ!」

と駆け寄ってく男児と彼女はどうやら顔見知りらしい。いや顔見知りも何も、客と店員。それ以前に子供と大人なのだが。

「聞いてよ!この間テストで100点取ったんだぜ!」

嬉しそうな子供に「わあ、えらい!」と頭を撫でる彼女。

「これで一緒に遊んでくれるだろ?」

まるでご褒美をくれと言わんばかりに詰め寄る彼は、ジン太よりも大分ませているように見える。いやだからって別に何も後ろめたさはないのだが。

「約束だからね、いいよ!遊ぼっか!」

待て待て、約束?そんなものをいつの間に。暫く店番を頼みすぎただろうか。
…いやだから二人は大人と子供。
彼がちらりと一瞥しては苦笑気味な自分と視線が交わる。いやぁこれは気のせいではないな、と小さな横恋慕の気配を感じた。

「どうしたもんスかねぇ…」
「浦原さん?」
「あーイエ、お構いなく」
「お姉さん、明日また来るからな!」
「はーい。明日ねー」

…ん?

「明日も仕事では?」
「ああ、あの子があけといてくれって先約があって」
「へーそれは初耳だ」
「あれ言ってませんでしたっけ」
「アタシが不在の間に上客を呼び込んでるなんてねぇ」
「上客って子供ですよ」
「年下からのあつい支持」
「いやだから子供ですよ」
「最近の子は発育が早いっスねぇ」
シャワーを浴びてる間に浦原が勝手に家へ上がっているのを知らない夢主は、湯上りに大きめのL又はXLのTシャツ着て、誰もいないと思って下は下着のみ。
タオルを垂らしながらリビングに向かうと、ソファで静かに鎮座してる彼と対面

「──うわっ!」
「どーもォ」
「…み、見た!?」

咄嗟にTシャツの裾を伸ばして隠す。
服は大きいので隠す前から太ももしか見えていないのに、浦原喜助は

「そりゃあバッチリ」

と、あたかもラッキースケベにあやかったようにデタラメを言っては夢主を羞恥に晒して愉しむ。

「さあさ、そのままこちらへ」

ポンポンと膝上へと促され、夢主は袋の鼠
「ほれ、儂に感謝せえ」
「はい!毎日ありがとうございます夜一さん!」
「ええ…どうしたんスか急に…」
「喜助も儂に謝意を表せ」
「なんでふんぞり返ってるヒト、いや猫に。そういうのはお願いしなくても自然とされるもんスよ?」
「いいから浦原さんも早く感謝の意を示して下さい」

※8/17 黒猫感謝の日
「夜一さんたかいたかーい」
「なんじゃ何事じゃ下ろせ」
「今日は世界夜一さんの日なんですって!何かほしいものありますかー?」
「訳がわからぬ。下ろせと言うとる、人の話を聞け」
「えー今は猫じゃん」

しょうがないなあ、と下ろすも両手で顔を包み込んだ。

「あ!あとお髭の日でもあるんですって、夜一さんのお髭は長くて立派〜」
「これ止めぬか、髭を引っ張るでない」
「引っ張ってないです撫でてるんです」
「ヒゲの日でしたらボクにもありますんで存分に撫でてくださっても」
「夜一さんのお髭は艶やかで痛くなくて素敵です」
「無精髭は無視ですか」


「(残念じゃの喜助、今日は儂の日じゃ)」

夢主越しの店長をジト目で蔑む黒猫。
8/8世界猫の日&髭の日

縁側で分け合うパピコ
夢主が先に食べ終わって、ぢゅ〜、って残りを吸いながら横目で見るんだけど、ウラハラさんはまだ半分残ってるのでそれを羨む食い意地の張った夢主。
「ジン太じゃないんスからゆっくり食べたらいいのに。誰も取りませんよ」と子供の食い意地と並べられて言い返せない。
8/5パピコの日1
浦原さんと夢主で道すがら買って分け合う
一旦神社かどっか寄って木陰のベンチに座って食べたのはいいけど、涼んだのは一瞬で「あつい゛」って汗だくになり堪らず「浦原さん瞬歩、瞬歩お願いします」とせがむも「ズルは良くないっスね〜」と意地悪に断る

自分はいつもズルして瞬歩使うくせにね、
「ええーこういう時に使うんじゃないんですか」と。
まだ商店まで遠いのでこの世の絶望を感じるけど、「あんまり使うと怒られますもん」とかテキトーな言い訳言いそう。(誰によ)って思うけど夜一さんがホイホイ使うなとか言うのかもしれないって真に受ける
8/5パピコの日2
浦原喜助より遅く起床した夢主。
洗面所で鉢合わせ。

「…うわ、びっくりした」
「おはよっス、先使っててすいません」
「あっいえ、いいんですけど」
挨拶の後、目を擦りながら確かめる。
「アタシの顔になんか付いてます?」
「顔っていうか、髪……」
「ああ、顔洗ってて縛ったままでした」
「え、顔洗うときいつも縛ってるんですか?」
「いつもじゃないんスけど、時々っスかね」
「へー、スッキリしてていいですね」

よく見ると、肌がつるんとしている。

「あっ髭がない」
「おや、ようやく気づきました?」
「どうしたんですか、剃っていいんですか」
それに彼はけたけたと笑った。
「朝から可笑しなコト言いますねぇ、剃っちゃいけないみたいだ」
「ちが、剃ってくれてぜんっぜんいいんですけど!」
「そりゃ良かった、…それは、こうしても痛くないから?」

すり、と私の頬へ顔を寄せて西洋の挨拶みたいにぺたりとくっつけた。チクチクしなくて新鮮。意外に地肌が綺麗だと思った。

「まって、私まだ顔洗ってない!」

洗顔前に擦り付けるのは駄目だと訴えるも、「どうっスか、悪くないでしょ」と嬉しそうにくっ付いてくる。

「だ、ちょっと待ってくださいって、」
「待てませんねー。昨晩うわ言で『痛い』って言われたアタシの身になってくださいよ〜」
「……それは覚えてない」

もういいや、とされるがまま。両頬を明け渡す。けれど襟足のない首回りが清々しく印象的でそっちに意識が向く。

「それより、髪縛ってるの素敵です」
「髭のことよりそっちですか」
「普段見えないところが見られて良いですもん」
「随分と卑猥な響きで」
「…そういう意味じゃないです、断じて」

寝ている間に夢主へ擦り寄ったら、普段思ってたけど言わなかった『実は髭が痛いこと』がうわ言で出てしまい、浦原喜助は軽くショックを受けていたらいいと思う。
夢主はさほど大きなこととは思っていない。夢主には彼が縛ってることの方が重要。
日常キッスを交わすも色気のない感想を零す夢主。
「…鼻が高い」
「あら、恋人がハンサムで鼻が高いって?」
「そうじゃなくて、リアルに鼻が高いってことです。鼻先が当たるんですもん」
「そりゃあアタシの鼻は高いっスよ。誰にでも優しいカノジョがいるんですもん」
「だからそっちじゃなくて」
浦原喜助は明晰夢見てそう。
むしろそれを研究材料にしようとするけどある晩見てしまった夢は予知夢に近いようなもので。
人間ゆえ先に歳を重ね、自身は年増と言う夢主。それには抗いようがなくて、それでも彼は昔と変わらず接していたが相手からは「もう年相応じゃないから」と引目を覚え控えめになる。

更に歳老いて、次第に記憶や行動が曖昧になっていく夢主。伴侶自体を忘れはしなかったがいつまでも姿の変わらない自分に愛情を抱いているか、気分が陰る。訪れた寿命へもう十分生きたと死に遠慮を感じていなかったらと思うと、同等の相愛が享受できなかった気がして、最愛の喪失を味わう浦原喜助。

そんな明晰夢の中、予知夢のような性質だと分かっていても、彼は彼女の相愛や現世への未練を確かめることができないまま、いずれ魂魄化する夢主のために出逢った当時に成る義骸を作成していて。過去を忘れかけた夢主を義骸に入れてあげて、昔を思い出して差し上げたらいい。そんな淡く儚く優しい世界…
長編夢主、平子さんや一角さんなどの前では酔っぱらった(呑んだ)ことがあるのに、浦原喜助の前では酔っぱらったことがないんですよね。そして平子さんに言わせてみたい

「意外やなあ、俺はこの娘の酔うた姿見たことあんねんけどなあ。喜助はないねんなあ、ほーん」

まあ最初は無言で圧をかけてる
眼光が鋭く怖い

「……それで、彼女になんか用っスか?そんな昔話をしに来たってことは」
「昔話やなくて思い出話や (嘘やん、コイツめっちゃ煽り耐性ないやんけ)」


普段から男運のない夢主。
今日も上手くいかなかった、と自棄気味に呑んでから帰るとその途中で浦原さんと遭遇した。堪らず先程渡された本を手にして愚痴を零していると「それ、よくあるネズミ講の手口じゃないスか…」と呆れられ、気になっていた人はただの勧誘なのだと知る。

「なんで気づかないんスか、見たらすぐ分かることでしょう」

諭すように叱られ溜め息を吐かれ。泣きっ面に蜂。溜め息も泣きたいのもこっちだよと秘めつつ歩いていると、家まで送ってくれていた。おやすみなさい、と見送りの礼を告げると

「どういう男が危ないかアタシが教えてあげましょうか」

悪びれる様子もなくドアを手で押さえて閉めさせてくれない。
終いには部屋まで上がり込もうとする彼に、
「う、それくらい分かりますよ、今の浦原さんのような人です」
なので結構です、と酔いも冷める勢いで言い放つと、
「よぉくわかってるじゃないですか」
いつもは気さくで戯けてる筈なのに眼光は鋭く声色も冷ややかで。一瞬にして男のひとの恐さを身に感じた。男運がないから、きっと送り狼を引いたんだ、と恐怖に落胆を重ねて押し黙っていると、

「…あたしの気持ちを知っていての行動でしたら、みすみす見逃すわけにはいかないっスねぇ」
「は…はい?一体それはどういう…」
「わかりませんか」
「いや全然状況が、──」
「──あたしが貴女に好意を抱いているという意味ですが」

何か不満でも。と言いたげな態度は自信家で、それでいてどこか焦ったように口早く。脳内処理の追いつかない出来事に呆気にとられた。

「で、その返事は?」

──はい、以外の答えが見当たらない。

探し人は灯台もと暗しだった浦原夢
「なんか浦原さんって…私にっていうか、人間に興味あるだけなんじゃないんですか?」とか言い出したらさすがの浦原喜助も狼狽してほしい、大荒れの大戦の予感。
現世原はどうかわからないけど、(あってもいいかなって思うけど)、過去原は感情の起伏が若干激しくて不機嫌を表に出す方かなと思いますので、現世原が「はい?」って訊き返すところを「あ?」って目が据わった微笑みを与えて欲しい。微笑んでなくてもいいです。小さく「あ?」ってさ。
窓から溢れる部屋灯り。久しく音沙汰がないので思いつくまま彼女のベランダへ赴けば、今夜は仕事が長引いていたらしい。夜中まで起きている様子の彼女を憂いた喜助は躊躇うことなくその窓をノックした。コンコン、と自身にしては控えめに響く。すると中から、たたた、と小走りする足音。

近づき勢い良く開かれた。
「ベランダに来るのはやめてくださいよ…!」
疲弊した顔で開口一番、叱られた。
「だって心配したんスよー」
「だからってここは低層階なんですよ」
彼女は、誰かに見られたりでもしたら…と首を右往左往に振って近隣を確認している。それなら早く自身を入れたら良いのに、と彼女の慌てふためく姿を眺める喜助は、その様子が可笑しくてくつくつと喉を鳴らした。
「早く入れてくれないと見られちゃいますよ?それともご近所に見せてるとか」
「そんな訳ないでしょ」
ピシャリと遮られ手首を半ば強引に引かれた。彼女にしては珍しく、この荒々しさも悪くはない。寧ろ恋しい人肌。

「家でもお仕事お疲れさまっス」
「……来てくださってありがとうございました」
「最初からそう言えばいいのに」
「次からは玄関から来てくださいね、いいですか」
「ではそうなる前にアタシに連絡すること、いいですね」
「…は、はい」
二番隊三席の出自とあの性格が強くてなかなか酔っ払わない印象の浦原さん。一層のこと酔ったフリするか、若しくは酔いを自覚するまで強い酒を呑んでもらってから慾望のままに夢主を組み敷く。濃厚なキス魔と化して「酔った勢いで何を」とか言われても「酔ってなくてもしますけど」理路整然と続けてる
そして粛々と口づけしながら肩口に顔を埋めて、舌を這わせては相手の馨りを堪能していそうですよね。ある種の情報収集のような、彼女のことは全て把握しておきたいが故の行動原理に基づいていて、イチャコラというか目的達成のための(彼女の全てを欲する)慾望に赴いてそう。
七夕:浦原喜助は「はいはーい、あなたの彦星サンっスよぉ〜」とかムードも何もなくへらへらと現れてくる
「いや彦星って顔してないですよね」と返すと「ええーこんなに彦星らしいのに〜?」などと調子に乗ってくるので「まずは髭を剃ってきてください」と外見から手入れを試みる夢主
最近要らぬ心配ばかりしちゃう夢主。
もしも突然自分が死んだ時、浦原さんへの愛情が行き違っちゃって独占欲や嫉妬ばかり滲み出してしまった挙句に自分の魂魄が虚堕ちしたら…と考えては一人落ち込んでいると本人にばれる。
「あなたが虚になったとしてもアタシが斬りますし。暫く魂葬はしませんけど」
なんてへらへらと言ってのけるが、他の死神には見せない悟らせない斬らせるなんてもっての外、って心の内を秘めながら夢主の独占欲を上回る独占欲を発揮してほしいところ。
ひよ里ちゃんが空座町決戦でバッサーってやられた時に、彼女の霊圧の激減を感じた浦原喜助が状況を察して、幽かに眉をピクって動かしていたり彼の霊圧が僅かにブレたりしていたらいいなあと思う。他の人がやられてくのには(ほぼ)無反応なのに、ひよ里ちゃんだけに反射でトラウマ発動的な。
(へぇ、6月12日)

これの始まりなんて些細なことで今の立場がなんなのかよく分からない。記念日もなければ一緒の写真もない。向こうから付き合ってと言われた訳じゃなく、気づいたら関係を持っていた。強いて言えば私から店長さんに声をかけたくらいで。約束事すらどうだろう。
「どうしたんスか、カレンダーと睨めっこして」
「もう6月も中旬だなあって」
「あー、今日は何かご予定あります?」
「休みなので何も」
「じゃあアタシと出ましょう」
「はい、外出って珍しいですね」
「そりゃあ恋人とデートっスから」
ぎゅっと手を握られ、堪らず顔が綻んでいた。

※6/12 恋人の日
ふと気になったのか、読み途中の新聞紙広げてパチパチ足の爪切ってそう浦原喜助。横から「それまだ読んでないんですけど」って夢主にジト目で言われてる。
牛乳紙パック直飲みするし、口周りに白い髭作るし、そのまま作務衣の袖口で拭くでしょ。「うわあ」って顔で夢主に見られても、寝ぼけ頭で「…おはよっス」と目を擦ってるので「まずは顔洗ったらどうですか」直飲み注意したかったけど、もういいやって夢主
「浦原さん、すごい汗ですね。シャツの色変わってますよ」
「そりゃあアタシも汗くらいかきますよ」
「……そうですよね」
「ヒトをなんだと思ってるんスか」
「代謝の悪そうな死神?」
「ああー」
「否定しないんですね」

真夏の炎天下、夢主は日傘をさしつつ。
浦原喜助に洋服。
夏服着せたところで、「絶対普段の方が涼しいに決まってますよぉ」とか言って逃げるのでまた一心さんに手伝ってもらって「どう考えたって半袖の方が面積狭ぇだろうがよ」って小言いわれながらグレーのTシャツ着せたい。なんでグレーかって汗が染み込んで跡が残るからです
平子さんが浦原商店に用事があって来たけど本人がいなくて、留守番してる(ただ居るだけの)夢主と鉢合わせしてそのまま世間話に花咲かせてたら浦原喜助が帰ってくるんだけど、やっぱり大人の対応ができてないので発破かける平子さんっていいな。過去に一瞬でも夢主に半分本気だった平子さんのターンです
夢主に浦原喜助の帽子かぶせてるし、羽織りもかぶせてるので、今度は夢主がこっそり玄関で下駄に足入れて「うわあ、大きい…」ってやってたのをしっかり見られていて欲しい
夢主が浦原喜助に「…機嫌、悪いんですか?」って夢主が直接聞いたとしても本当は「悪いっスけど」と言いたいところを「良くはないっスねぇ」と返して視線逸らしてほしい。それか「おや、悪いように見えます?」って訊き返して誤魔化すパテーン。今回は機嫌が悪かったのか気づけなかったので聞かず終い
「今日は幸福の日なんですって!」
と言った日にゃあ、
「アタシは毎日幸福っスけどね」
と捻りもなくベッタベタな返しをしてくる
「へえー」て夢主に塩で返されても
「…但し、貴女が居てくれないと成り立ちません」
って耳元で囁いて条件付けてくる

※5/29 幸福の日
商店にある懐かしい駄菓子・プチプチの占いチョコを子供たちと食べて遊んでたら、『れんあい』『けっこん』『なやみごと』が悉く×で固まる夢主。
「うわあ」という顔でジン太に嘲笑われ、「ドンマイ…」とウルルちゃんに肩を叩かれ「そういう日もありますって!」と空気の読めない浦原喜助に殺気立つ。

「そりゃあ他の人とは×ですよ、アタシとは毎日◎なんですから」とか良いように言い包めようとするので「結婚も恋愛も悩み事も先が見えてないんですけど」とぷりぷりしだした夢主に、「なら結婚しちゃいます?」と子供たちの前で平気で言っちゃう。ジン太くん顔真っ赤。ウルルちゃんは首傾げてる。

日常でさらっと大事なこと言いやがる浦原喜助に、はあ?と声に出せずに口をぱくぱく開閉繰り返していると、後ろから夜一さんがすっと現れて「謹んでお受けいたします、かの?」と揶揄ってきたので「つ、謹まないし、お受けしてない!」って折角のアレを咄嗟に否定しちゃう夢主。
「えっなんで距離置いてるんスか?」
「ちょっと考え事で」
「何か気に障ることしましたかね…」
「いえ、浦原さんの周りはツインテの子が多かったなあって気づいただけなんで、こっちの問題です」
「いやぁ、そんなボクの趣味で強要してるみたいな目で見ないでくださいよー」
「そこまで言ってないですけど。3人はいましたよね、他は知りませんが」
「言われなきゃ気づかなかったっスね〜」
「ならいいんです」
「その割にはさっきよりも距離が遠くないっスか」

ひよ里:元副隊長
リルカ:浦原商店に泊めてる
ウルル:実子じゃない子

(夜一さんはポニテ……)
とんとん、肩を叩いた。
「なんスか?」と振り返った彼の頬に背伸び。そして唇を寄せて、そっと触れる。ほんの一瞬だけ愛の体現。音も鳴らさずに離れた。
「浦原さんも案外無防備ですね〜?」
いつものお返しとばかりに告げると、思った以上に彼はキョトンとした顔を晒していた。大成功。
してやったり、どうだ。私は嬉々としてこの為の雑学を口にする。
「何の日か知ってます?実は、──」
腕を引かれて、先の言葉は塞がれた。
「んっ」
待って、違う。私の企みは彼の慾情を前に呆気なく消えていった。
「ええ、知ってますよ。無防備な貴女の唇を堪能する日ってことくらいは」

※5/23 キスの日
「おやァ、やっと戻ってくる気になりました?」
「戻ってって私ずっと商店にいますけど」
「違いますよ、その没頭されてた御本からっス」
「……構ってほしいだけでしょ、浦原さん」
「あら鋭い」
「最初からそう言えばいいのに」

夢主とおうち時間過ごしてるのに構ってもらえない浦原喜助
「…なに作務衣をずっと見てんスか?」
「浦原さん目に良さそうだなと思って」
「山じゃないんスけど」
「山じゃないのは見たら分かりますよ」
「そうじゃなくて」
「えっと、目に優しそうだと思っただけで深い意味はないです」
「どーぞどーぞ、一目見るだけでアタシはあなたに優しいっスよ」
「そういう暑苦しい優しさじゃなくて」
そのあと
「どこらへんが暑苦しいって?」
とニヤついて言って後ろから夢主を羽交い締めにしたのち、
本当に「あっあつい!体温高い!」て照れ隠しする夢主が見たい
祖母が祖父を亡くしたことをきっかけに別の過去を思い出していく話
(ほのぼの)

おじいちゃんを亡くしてからのおばあちゃんは物寂しそうだった。長年連れ添った伴侶を見送れば当然かと思いながら落ち窪んだ眼を見る。孫である私の名をうっかり間違えたり、物忘れが多くなってきた彼女の話を心許ない思いで聞いていた。それでもおじいちゃんの事ははっきりとした口調で紡いでいた。

するとある時、突然。ふと何かが降ってきたかのように「あの人はどうしてるんだろうねぇ」ぼそりと零した。また誰かと勘違いしているのか、忘れてしまったのだろうか。私は不安げに眉を顰めた。
「あそこの商店にはやさしい店主がいてね」どこの誰かも知らないが「へえ、友達?」と適当に聞き返した。

一旦質問を返すと、彼女は饒舌になっていく。
「駄菓子屋さんでね」「代金よりもたくさんくれた」と幼少期の思い出を語っているようだった。「女学生の頃もよく通ったもんだよ」「嫁ぐ前に挨拶しに行ったっきり」などと、どうやら足繁く通っていたらしい。
「名前は覚えてないの?」

喪失感漂う祖母の心を少しでも和らげられたら。ただ細やかなお手伝いがしたかった。「思い出せんねぇ」そっか、そうだよね。私は小さく肩を落とした。
「ああ、物珍しい帽子をいつもかぶっていたよ」私が「どんな?」と聞き返すと「縦縞模様の」と言った。──まさか、いやまさかな。

咄嗟に頭に浮かんだ、隣町の古めかしい商店。一時期友人と行っていたことがある。だが、祖母が話しているのは五十年、半世紀以上も前の話だ。
きっと同族経営であの帽子も世襲しているのでは? 私はもしそうならと「浦原商店って知ってる?」と切り出した。すると祖母は、ハッとした顔でこちらを見た。

「……思い出したよ、喜助さんっていうんだあの御主人は」
その名に開いた口が塞がらなかった。
「どうして知ってたんだい?」大事な記憶をようやく掬い上げたような、喜びに満ちた笑みで問う。
「…どうしてって…」その先は告げられなかった。
──その人、同じ恰好で駄菓子を売ってるよ、たぶん今も。
平子夢で睡眠トリップ
夢から覚めなくなった夢主。実は夢主が死んでた事実をヒラコが隠してて「ええか、どっちにしろお前はもうあっちに戻られへんねん」と選択肢ゼロの酷な現実を告げて「嫌だ」と言い募った夢主に「ゆっくり話聞いたるからそれでも嫌やったら考えようや」と隊長の風格がでちゃう

平子さんは優しいので仮に魂魄同士で出逢ったとしたら、こっそり浦原喜助のところへ行って「義骸一体作って欲しいねんけど」とか言って現世でも尸魂界でも生きられる選択肢をああだこうだ模索してくれそう

うまく怒り慣れない夢主が「ダメですよ!」と言うところを「だ、ダメですぞ!」ってうっかり噛んでムック口調になってしまい浦原喜助に「もう一度叱ってもらえます?」と反省の色なく揶揄われてほしい
現世平子夢

年上お姉さんがバイト先で高校生平子と仲良くなり色々教えてあげてたら「オネーサン物知りやなあ、感心やわ」と慕われ始める。良い先輩後輩を築いていって月日が経ち。ある日、平子君はバイト先から忽然と姿を消した。あろうことか周りも彼の事を忘れ自分しか憶えていない。

バイト帰り、夜道を歩いていると、視えない何かに体を掴まれた。強い力で締め付けられ身動きが取れない。「なにこれ」金縛にも似たそれに何事かと混乱し助けを叫ぼうとしたその時、──。轟音と共に、金糸の髪が揺れていた。「…せやから夜道は気ィつけや言うたやろ」見慣れていた筈の彼が、聞き慣れない低音で。

「平子君、何の冗談…?」
「何の冗談やないわ、危なっかしいねん」
「えっなんで私が怒られてるの、先輩だよ」
「ザンネンやな、今日から俺が先輩やわ」
「ちょっと平子君なに言って──」
「あー真子サンな。悪いねんけどもう何百年もセンパイやねん。視たやろ?」
彼は妖しい笑みで刀を携えていた。

派生>バイト時代
「頑張りすぎちゃう?はよ閉めて俺らも帰るで」
「平子君てさ、たまーにいいこと言ったりするよね」
「たまにて何やねん、いつもエエこと言うとるわ」
「あ、先輩にタメ口きいてるから減点」
「いつからポイント制になってん」
「更に減点」
「満点になったら何してくれるん?褒美」



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