迷い込んだ女の子たち

スパンコールの季節は終わった
始まりを告げるなら甘美なキスで

別に羨ましくなんてなかったはずだった
もしこれが最期なら優しく愛せただろうか
この戦いが終わったら一緒に死んでください
バカみたいにカボチャの馬車を信じていたのよ
なにかにつけて貴方は私を毛嫌いするでしょう?
どうでもいいと言うのならシーツが赤く染まるわよ

☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆

毒りんごが最初から用意されているってそんなの嘘
彼の懐中時計はいつも少しだけ狂っていたのです
貴方は知らないだけで終わった気になっている
勝ち目の無い争いをするのはどうしてなの?
ドレスを纏え、ガラスの靴はここにはない
願う奇跡には理由が存在していたらしい

言ってしまうことだけは容易すぎる
貴方のその曖昧さが許せないだけ


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -