「寿って本当に真ちゃんの事好きなの?」 「大好きだよ、犯したいぐらいに」 「…………あ、うん…」 「何その間」 使ってない教室に押し込まれて、いきなり「真ちゃんとはただのお友達だよね?返答次第では死ぬよ!」とてへぺろ並み明るさで言われた俺は彼女を話を聞いていた。 恩人であり片想いしてるという事、真ちゃんな見た目上変な奴に好かれるという事、だから心配だったという事、まあそんな乙女な事を言われたとてあのガチの笑顔は俺の一生物のトラウマだ。 ついでに今の発言もわりとトラウマの域に入る。 「いやー真ちゃん美人でしょ?幼稚園の時とか小学校の時とか不審者凄くてさーあんな真面目になったのもそれがあるからかもね」 「あー…確かに」 「真ちゃんって変な所でネガティブだからコンプレックス凄いし」 「あ、うんまじで凄い」 この子ヤンデレ路線を歩くとんでもない子かと思ったけどもしかしたらわりと本気で真ちゃんが好きなのかもしれない。 かなり本気で真ちゃんの事考えてるしわかってるし… もしかしたら寿なら真ちゃんを丸く変えられるかもしれない!!これは真ちゃんの性格が丸くなるワンチャンあるな!! 「……あのお高くなってる真ちゃんいじめたおしたいなあ……」 「そんな事はなかった真ちゃん逃げて超逃げて!!」 真ちゃんの馬鹿!!なんでこんな子の運命助けたんだよ!!人事尽くした結果がこれだよ真ちゃんんんんん!! 和成泣きたい!! ←|→ ⇒top |