「うー…」
「どうしました?メイコさん」
「…お腹、痛い」
「え、何か変なものでも食べましたか?」
「…アンタと同じものしか食べてないでしょ、ずっと一緒にいるじゃない」
「それもそうですよね…元気だして下さい、おまじないかけますから。痛いの痛いの、アイツのところに飛んでいけー」
「アイツって誰よ」
「メイコさんが憎いと思っている方なら誰でも結構ですよ?」
「…じゃあ今はアンタね」
「えっ、私何か憎まれるようなことしましたか?」
「アンタがっ、昨日の夜冷たい手で私のお腹ずっと撫で回してたんじゃないっ!!」
「す、すみませんでした…」