「暑ー…ルカ、設定温度23℃まで下げてもいい?」
「構いませんが、あまり長時間ではお身体にさわりますよ…?」
「そうね、地球にも良くないし」
一時間後…
「…あの、メイコさん」
「んー?」
「上げませんか?」
「何を?テンションとか?」
「いえそうではなくて…エアコンの設定温度を…」
「んー…でも暑くない?」
「…わかりました、じゃあもっと涼しくして差し上げます」
「へ?ルカなんでカーディガン脱いで…ひゃっ」
「どうですか?」
「ルカの手冷たくて気持ちいい…ってちょっ、どこ触っ…やめなさい!」
「あれ、さっき私言いましたよね?お身体に“触りますよ”って」
「!?」
「はぁ…やっぱりメイコさん温かいですー…」
モゾモゾ
「ひぃいっ!?上げるっ、上げるからもうやめてってばっ」
「上げてくれたらやめますよ」
「こんな体勢じゃリモコンに届かないから上げられるわけが…」
「頑張って下さいね」
「ひっ…いやあぁぁ!!」
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「おかげで温まりました、ありがとうございますメイコさん」
「…暑い」
「設定温度下げときましょうか?」
「いいっ、我慢するから!」
よくあるパターン。
こっちだとミクリンは一時間経過した時点で部屋が寒すぎて出ていってます。ご安心を。