・ツンデレメイコ
・ルカメイ
「ルカってよく本読んでるわよね」
「メイコさんはあまり読みませんよね」
「どれを読もうか迷っちゃって手が出せないのよ」
「なら、これ少し読んでみませんか。ミステリーですが大丈夫なら」
「大丈夫だと思うけど…ルカが今読んでた本じゃない、これ」
「もう二回は読みましたから。気にしないで下さい」
「…じゃ、ちょっと読ませてもらうわ」
――三時間経過
「………」
「………」
「………」
「っ……邪魔」
「………」
「重い、耳がくすぐったい、鬱陶しい」
「鬱陶しい…」
「…わかったわよ、もう。休憩するわ」
「メイコさん、鬱陶しいは酷いです」
「…ルカが邪魔するからじゃない」
「メイコさんも私が本読んでる時、私の髪の毛いじって邪魔するじゃないですか」
「うっ…で、でもあんな至近距離に居られたら集中できないじゃない。私のやった事の方がまだマシよ」
「そんなことないです、私だって髪の毛いじってくるメイコさんが可愛すぎていつも集中できないんですから!」
「………」
「………」
「あの本、貸しといてくれる?」
「構いませんが…?」
「一人の時に読むわ…今はその…ルカと一緒に過ごしたい、し…」
「メイコさん…」
「…何よその惚けた顔」
「大好きですメイコさん!」
「…邪魔した罰として、紅茶淹れてよ」
「二人分ですか?」
「当たり前でしょ」
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夜中に落書きしてたら広がったネタ。
この二人いちゃつきすぎて困る(脳内で)