近づきたい、君の理想に。

僕は君に相応しい男になれるんだろうか。




「…私?私は優しい人が好きかな」

君は必ずそう言う。

「そうなんですか」
「優しい人のなかでも一番バーナビーが好きだよ」
「………………」
「?どうしたのバーナビー?」

黙り込んだ僕の顔を彼女は覗きこんできた。
…恥ずかしい。

「なんでもありません。ところで、」

僕は彼女を真っ直ぐ見つめた。

「ん?」

彼女も僕を見つめる。


………――名子。






「僕が貴女の理想の男性かどうかはわかりませんが、もし良かったら……
















…………僕と結婚して下さい」



僕が君に相応しい男かはわからない。
だけど、
君を幸せにできるのは…―僕だ。




「バーナビー、」

彼女は僕を見つめる。

彼女の瞳に僕が映る。





喜んで






(もう後には戻れない、)

Your ideal
君の理想


(彼を愛してしまったから)

(彼が私の理想の男性になってしまった)





>>>>atogaki
ヤバいわ。なんか泣きそう(何故
…はい、また隠れ台詞があります。
コピペしてお楽しみ下さい


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