花星荘のおはなし。

それは森の深くにして中央にある、不思議な建物。

人形に命を吹き込む星詩いの闇夜
動物たちと話せる星照らしの月
水と手をつなぐ星癒しの水星

花が力を借す花唄いの紫陽花
空を渡る花想思の蒲公英
在ることを香らせる花描きの金木犀
そっと添う花守りの霞草
囁き示す花鳴の鈴蘭
姿を映す鏡花の藤花


そしてこの地を司る世界のはじまりたち


蔓花に包まれ、星が謡う。


そんなところに、花星荘はある。


そこは優しい森域。



[story]
ここから小説を読むことが出来ます。
花星荘の住人のおはなし。絵本森、微睡み噺へようこそ。

[comment?]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -