※軽いグロ注意
※軽いグロ注意
※軽いグロ注意

三回言ったからね!!?
大事なことだよ3回言ったかんな!!?








「っ……久し振りだな、こんなひでぇ状況の人間は」

最早笑いすら零れてくる。





通報があったのは出勤前。
俺の家から車で5分の場所だった。
いざ警視庁へと車を出そうとしたその時、目暮警部から電話がかかってきた。

異臭騒ぎが起きていて、人の殆ど通らない路地に血がばら撒かれている、という内容の110番だった。
すぐに急行して、車を停めてすぐに人だかりの元へ向かった。

「すみません、警察です。
通してください」

「あぁ、来てくださったんですね……。
なんだかひどい匂いがするの」

近所の方々が路地の入り口付近でまだ薄暗い路地を伺うように見ている。

「……この匂いは」

嗅いだことのある匂いだ。
鉄と、色んな匂い。
これは……やばい奴だ。

「……け、刑事さん?」

「奥様方、この先、決して立ち入らないようにしてください。犯人扱いはされたくないでしょう?」

そこにいた奥様方には近寄らないように指示し、路地奥に向かう。
血だまりに近づくほど匂いはキツくなる。

「…………はは、これは……酷いな」

一般人ならトラウマルート確定。
警察でも慣れるのは不可能な、凄惨な光景がそこに広がっている。

簡単に言えば、バラバラでぐちゃぐちゃの人体がそこにあった。





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