まぁ、なんだかんだで生き返った俺。
「よし、ここが何処だか調べるぞー!」
1人砂漠のど真ん中というさびしい状況を打破するため叫んでみた。
もちろん誰も返事なんかしてくれない。さびしい。
しかし、神様は俺を見捨ててはいなかった、人がいないと思った、その場所に、
なんと人がいたのだ!
でも、俺が死ぬところを見られたっぽいので滅茶苦茶警戒されてます☆
俺は秋星と違って戦闘能力全く無いのにな・・・・。
現れた俺の救世主は俺を警戒したように、武器を向けていた。
わかる、目の前で死んだはずの人間が当たり前のように起き上がって
そのうえ叫び始めたら警戒もするよな。
余談だが、俺の義手でもある左腕がスポーンとどこかに飛んでいったという事に気が付いたのは数日後のことだった。
そりゃ、後ろにいた少年も半泣きになるわな。
俺だったら逃げ出してる、見てみなかった振りとか俺の得意技だ。
その後俺はそこで出会った2人に助けてもらい、住む所を手に入れました
ちなみに俺がいま居る国の名前はギルカタール、なんか犯罪大国と呼ばれている国で
国民は大体が犯罪者で国王も盗賊王、
俺を拾ってくれた2人組も暗殺者らしいっす・・・・・
俺死んじゃうって・・・・まぁ死なないけど。
そんな、犯罪者でもある2人組みがなんで、こんな得体のしれない、
しかも死んだのに死んでいない俺を拾おうと思ったのか、
そんなの俺の知る由も無かったが、とりあえず一命は取り留めた。
死んでも生き返る体を持ってはいるが死にはする、
つまりは餓死もする、その後生き返りはすけど。
とにかく、餓死は俺にとって一番苦しい死に方だ。
俺はあの2人に拾ってもらわなかったら、砂漠のど真ん中で何十回と死んでいたところだろう。
そんなのは俺でも耐えられるかどうか・・・・。
まぁそんなこんなで俺は暗殺者兄弟、お兄さんのユーイと弟のニイルと一緒に暮らす事になった。
ホントありがとうございます。
あと吹っ飛んだ左腕はニイルくんが拾ってきてくれていた。
益々ありがとうございます。