Lyu:Lyuというバンドを知ったのがナノウさんのニコ生ででした。
ナノウさんからバンドをやってるという告白があり、動画も上がっていると聞いて早速聞きにいき、あっさり虜になりました。
「暁」「空-カラ-」は純粋に曲がかっこよくて気に入って、「朧月夜に星はなく」の歌詞ですっかり好きになりました。
当時いろんなボカロPのニコ生を視聴するのが好きだった自分に本当に感謝しています、多分あの時に知っていなかったらここまで好きになれることはなかったと思います、タイミングが良かった。

Lyu:Lyuを知った時期が1stミニアルバム発売直後くらい?だったので、かれこれ6年くらい?ファンやってるのかと、思ってたより長いけど短い気も。

そして2ndミニアルバムリリースワンマンツアーで初めてLyu:Lyuのライブに行きました。
当時は曲数がまだ少ないのもあったかもしれませんが、本当にあっという間に終わってしまって、全然物足りなかったのを今でも覚えています。
どのバンドもそうですが、一度生で曲を聞くともうCDじゃ物足りなくなって仕方ないです、Lyu;Lyuは尚更。
コヤマさんの感情のこもった歌が普段聞いてるCDの倍くらいに感じて、中でも「カッターナイフと冷たい夜」の吐き捨てるような歌い方が本当にかっこよくて胸が熱くなります。

それからアルバムリリースワンマンツアーは大体参加してるはずです。
他にもワンマンで名古屋か大阪来てくれる時には大体行ってます、が多分まだ両手で足りるくらいしか参加してないので、もっと名古屋か大阪でライブしてほしい、平日は無理だからできれば土曜、お願い、この1年ライブ行ってない。

最後にライブに行ったのが2015年のリクエストワンマンで、そこでCD未収録の新曲を歌ってくれて、ようやく新譜来るかと楽しみにしていたのですが、そこから新曲の発表も新譜の発表もないままに長い時間待って、からの突然の改名で驚きましたがこういうことだったのかと、メジャーデビュー。
記憶力クソなのであの時に聞いた新曲はCIVILIANとして歌っているものに含まれているのか、幻となってしまったのか、私にはわかりません。

あと今更ですが、長年のお付き合いだったLyu:Lyuという名前とお別れなのとても寂しいです、好きだったので尚更。
どうでもいいけど改名日が私の誕生日じゃん…、今調べて初めて気付いた…、めっちゃ覚えやすい…。

1stミニアルバム聞いてた頃は単純に「曲がカッコいい」「コヤマさんの声が好き」くらいの気持ちで好きだったんですが、2nd、3rd辺りから加えて歌詞に共感通り越してまるでどうしようもない自分の気持ちを形にしてもらえてるんじゃと思えるものが増えさらに心を鷲掴みにされ、フルアルバムからは先はもっともっと仄暗くドロドロとした感情を曝け出して叩きつけられてるようで傷口を抉られるような辛さがありました。
それでも魅了されて何度も何度も聞いて慰められてたのはまるで自傷行為のようだったなと、コヤマさんもどこかで「聞いてる人を自殺に追い込むような曲を歌ってた」と言っててやっぱりなって感じでした。

どうしようもない気持ちを抱え込んで生き辛くて仕方なかった時期にLyu:Lyuの曲で傷の舐め合いのように慰められていたのですが、「ディストーテッド・アガペー」を聞いて初めて救われた気持ちになりました。
こんなどうしようもない気持ちを抱えたままでも生きてていいんだなと思わせてくれました、他でもないコヤマさんが、今までずっとこんなどうしようもない気持ちを形にして歌にしてくれてた人が、初めて自分にではなく私たちに向けて歌ってくれたなので、この人が歌ってくれるなら、歌い続けてくれるなら、それを信じていいかもしれない、と。
この曲にあまりにも感動して行く予定のなかったシングルリリースワンマンツアーのチケットを慌てて取ったくらいです、どうしても生で聴いて直接コヤマさんに歌いかけてもらいたかった。

この曲のおかげで慢性的に死にたいと思ってた気持ちも薄れそれまでより生きやすくなれたのですが、皮肉にも少しだけ前を向けるようになった私はそれまでの暗い感情やその当時の辛かったことを思い出してしまうからと一時期Lyu:Lyuの曲が聴けなくなったんですけど。
好きだったものを純粋に好きだと感じることのできないのは結構しんどかったです。捨てたくて仕方なかったどうしようもない感情がいざなくなるとそれまで大事だったものまでなくなってしまうのかと、きっと自分にとっては良い変化だったんだろうけどとても寂しく怖かったです。
まあ今では落ち着いてまた純粋に曲を好きだと思え楽しめるようになったけれど。改名までの長い沈黙期間は私の中でいろいろと整理するためにもちょうど良い期間だったのかもしれない。

なんかすごく恥ずかしい自分語りしてる気がするけどそれほどこのバンドは自分を形成するうえで欠かせないものだからってことにしておこう、さよなら。

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