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……気温が二桁以上だと参る性質か、それは何とも生き苦しそうだ。…だというのにアイドルなんて茨の道を選ぶのが不思議でならないよ、綺麗なドレスに血に染まった足なんて見ていて痛々しい。もしや、寒さで感覚が鈍るからなのか。…何にせよ冬を好きだと言うにはもう少し良い部分を知る必要がありそうだ。人生の四分の一を楽しめるかは君に掛っている!なんてな。差入れありがとう。 (冷め始めている熱が薫りを乗せて頼りなく漂っているのを薄ら開けた眼が捉え、来客のお土産に緩んだ口元を引き締める。当の本人は既に消え、吐息で簡単に散りそうな湯気を覚束無い手元に寄せて一口。冷めたせいもあるだろうが酷く苦いそれに意識が否応無く覚醒させられ、大欠伸のついでに両腕を真上に背筋を伸ばした。) ──珈琲も一緒にお願いしようかな、今度は淹れたてで。
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