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magica
■ magicaの世界「エルミナ」には三種類の人間がいる
三つの国家から成り立つ世界にいるエルミナ人と、異界エルフレアが変異する以前に存在したエネルゲイア人と、そのハーフ。エルフレアとはエルミナ人が呼び出した異界の名前であり、魔術と錬金術を生み出した異界の人たちは自分らのことをエネルゲイア人としている。
マルコやユニ子は純粋なエルミナ人。
ナギやアベルらは、エネルゲイア人としての記憶を持ったエルミナ人。
自警団のクジャタと、大魔術士ユーインクォークと、ユーインクォークに深く関係しているアレイスタはエルミナとエネルゲイアの混血で、
魔術を忌諱しているキトリの一族(キトリを含め)と、魔術士の始祖クシャスラは、純粋なエネルゲイア人である。
もとよりエルミナの地に住むエルミナ人たちに気付かれないように、あるときを堺にエルフレアから移住してきたエネルゲイア人たち。
彼らの一部は持ち込んだ術の知識を密かに広め、一部は術の存在を禁忌としてエルミナ人から隠れるようにして住み、一部はエルミナ人たちに混ざって順応していった。
ひとつは始まりの魔術士と錬金術士らであり、ひとつはキトリらの一族であり、ひとつはクジャタのような混血児である。
未知の世界とされている異界から、かつて移り住んできた人たちがいることは一部を除いて全く知られていない。そもそも何故異界は変異し、かつての文明が面影もないような魔物の巣窟と化しているのか。何故エネルゲイア人たちは魔術を使ってエルミナへと移ってきたのか。それこそキトリの一族が隠している出来事に起因し、そしてこれから開拓者たちが知っていくことである。