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創作関連:
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トレーネの竜
■ ネグロ=ユベル
・竜たちから「闇の子」や「竜の子」と呼ばれる。ニーズヘッグの血を継ぐ唯一の者であることが所以しているが、ネグロ本人はよくわかっていない。
・自分にしか聞こえない声に導かれ霧の国ミストへ足を踏み入れたあと、光の始祖ティアマットに、現在起こっている異常が始祖竜が欠けたことが起因していることや、他の始祖竜と対話をする方法を教わる。情報と引き換えに、ティアマットが保護していた少女ルスを人間の中で生かすことを約束する。
・ニーズヘッグとの邂逅を果たすため「トレーネ」と呼ばれるものを探してミストを旅する。
■ ルス
・アルビノに似た特徴をもって生まれた少女。穢れを知らず、純真無垢。故に言葉を濁さず、どんなことも真っ直ぐに発言する。
・白銀の髪と赤の目が光の始祖竜ティアマットの銀鱗赤眼と似ていたために、生まれ故郷で不遇な扱いを受けていた。凶暴化した陸竜に襲われティアマットのテリトリーで倒れていたところを、人の姿に化けていたティアマットに保護される。以来数年間ティアマットと共に森で生きていたため、竜に対しては心を開くが、人間社会には馴染めなくなっていた。竜の子ネグロと出会い、ティアマットに言われるがまま旅に同行することとなる。ネグロの優しさに触れ、徐々に人に歩み寄ろうとしていく。
■ 始祖竜
世界が生まれてから、次に作られた種族。強靭な竜の肉体を持っているが、本質は神に近いと伝えられている。世界を構成する要素を司る6体が存在し、太古から世界を守り、安寧をもたらしていた。
・火の始祖竜サラマンドラ
「サラマンドラが怒れば地から熔岩が噴いた。彼の者の力で数多の命が失われたが、抱擁する如く暖かな炎や日の光りもまた、サラマンドラの恩恵によるものである。滅多に人前に姿を現さず、灼熱の火山の奥深くに棲んでいるという噂がある。」
・水の始祖竜ヨルムンガンド
「海浜に押し寄せる波は一体どこから来るんだろう。そう言ったわたしにお婆さんは教えてくれた。この波は、広い海の水底に棲む水の神が身動ぎする度に生まれているんだって。誰の声も届かない深く暗い場所にいるその神は、ひとりぼっちで寂しくて泣いている。その涙が海を塩辛くしてるんだって。」
・地の始祖竜ズメイ
「地を潤すのも地を枯れさせるのも、すべてズメイの意思のもとにある。広大な砂漠の中を巡っているズメイは蛇のように長い体躯をしていて、時折地上に露出するため他の始祖竜よりも人目につきやすい。彼の眷属たちが、砂嵐の中を群れで走っていたら、きっとその地下にズメイはいる。干ばつや飢饉が起こると、人々はズメイに助けを求め、砂漠に足を運ぶんだ。」
・風の始祖竜ファフニール
「この世の風はファフニールの羽ばたきから生まれ、世界を三度巡った後、最北の国エルダーの洞穴で死ぬのだ。数百年に一度、ファフニールが大空を駆り、数千の眷属を連れてエルダーを目指すのは、世界中の記憶を孕んだ風を食べ、また巡る新たな風を生むためだ。」
・光の始祖竜ティアマット
「白銀の鱗を持つその竜は、他の5体よりも先に生まれたらしい。ティアマットは生き物に知恵と理性を与えた。故に、人や竜が世界にあだなす存在になったとき、ティアマットは六つの翼を広げ、与えたものを奪いに来るらしい。」
・闇の始祖竜ニーズヘッグ
「悲しいとき涙が出るのは、この世界のどこかに闇の始祖がいるからなんだ。生き物に感情を与えたニーズヘッグは、死んだ生き物の魂を慰める役目を担っているから、幽霊ってのはきっと、まだニーズヘッグに出会えてない可哀想な魂なんだよ。」
■ 竜の墓守 マオ・ハメット
■ 水竜の呪いを受けた幼い領主 ユーイン
■ 門番 リヒト
(また増える)