触れたのは
(透き通るような、白)

居場所なんて、記憶の中にしかないから

一夜のキセキ

さよならルージュ

沈黙のワルツ

二度とその瞳には映らない

月日を数えるうちに
(すり減っていった私の心)

涙すら流せない

もし楽園があるとしたら、

夢が覚める頃には雪も溶けて
(長い冬に春がやってくる)

ゆっくり、おやすみ


眠れる
暮古月


12月





 


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