復活BOOK | ナノ
もう1つの学園物語 〜文化祭〜





コツコツコツ…


足音






ガチャ…






???「ちょっと〜。
聞いたわよ〜?
今回は、汗臭い体育祭じゃなくて、文化祭をやるんでしょ〜?」




白蘭「体育祭に決めてたけど、たまには劇の文化祭でも良いと思ってね♪」



???「良いじゃな〜い、文化祭♪
どこのクラスに劇をやらせるか決めてるの?」



白蘭「もちろん♪」



???「どこなのよ、会長〜♪」



白蘭「それはね…」

























クラス全員
Σエ、エエェェェッ!!!!!ι




担任「なんだ、その声は…ι」



男子「か、会長、直々のお願いだなんて…ι」


男子「信じらんねぇ…ι
いっつも、面白くないから体育祭だったのに…ι」



担任「仕方ないだろ。
うちのクラス、2−Aにやってもらいたいと言われたんだから。」



男子「会長が直接、頼むなんて、滅多にないぜ?ι」



???「チェッ…。
体育祭の球技種目、楽しみにしてたのにな〜。」



女子「山本くんのホームラン、見れなくなっちゃうんだ〜。」


女子「絶対、文化祭なんてしないのにねぇ〜?」








綱吉「あの、ディーノさん。」


ディーノ「ん?」


綱吉「ここの学校は、ずっと体育祭だったんですか?」


ディーノ「ああ。
なんか、生徒会長が白蘭になってから文化祭は1回もやってないって話だぜ?」


綱吉「そ、そうなんですか…ι
(あの会長さん、何年、生徒会長やってんのォォォォッ!!??ι)」


ディーノ「けど、惜しいぜ〜。
体育祭だったら、ツナに俺の運動神経が凄いとこ、自慢できたのにな〜。(笑)」


綱吉「ディーノさんって、運動神経も良いんですか?!」


ディーノ「さあ?
どうだと思う?♪」


顔を近づけてくる


綱吉「Σっ!!///
た、多分、抜群だと思います…///
(きゅ、急に顔を近づけないでくださいーっ!!///)」


ディーノ「クス…。
じゃあ、そう信じてて♪」


綱吉「……///ι」





獄寺「……っ!!!」



ダンッ!!

机をぶっ叩く





担任「ど、どうした、獄寺…ι」




獄寺「こんの、ヘナチョコ野郎…(怒)
なに、10代目とイチャイチャしてんだッ!!」




ディーノ「別に席が隣通しだから、良いじゃねぇか。」



獄寺「良くねぇ!!
さっさと10代目から離れやがれ!!!」





女子「じゅ、じゅうだいめ…?ι」


男子「沢田の家って、そういう跡継ぎ系のとこなのか?ι」






綱吉「Σヒィィッ!!!!ι
ヤ、ヤバいよーっ!!!!ι」





担任「沢田。
お前、なんか跡継ぎの家系なのか?」




綱吉「えっ、ええっ!!?ι

(ど、どうしよう…ι
マフィアの10代目なんて言えないしっ!ι)」




担任「沢田?」







ガラガラガラ…


突然、教室のドアが開く






???「ちょっと、ごめんなさ〜い?♪」






男子「あ、あの人は、文化祭実行委員のルッスーリアさんっ!!!!ι」




獄寺「しかも…生徒会の一員…。」


↑睨む







綱吉「(な、なんとか助かった〜…ι
あの人が、文化祭実行委員の人なんだ…。」








ルッスーリア「ここに来たのは、他でもない文化祭の劇の事なんだけど…。

ん〜。
なんで会長は、このクラスにしたのかしら?
気に入らない奴なんか居ないじゃない。」





綱吉「き、気に入らない奴って…?ι」



ディーノ「文化祭をやらされるクラスは、生徒会から恨まれる奴がいるところに決まるらしいぜ?」



綱吉「Σヒィィッ!!!ι
な、なんでェェッ!!???ι」



ディーノ「劇でも、殴り合いがあるストーリーとかグロいのがあるストーリーとかを本気でやらされるんだ。」



綱吉「Σそ、そんなっ!!ι
それじゃあ、怪我人が出ちゃうんじゃ…ι」


ディーノ「その為にさせるらしいぜ。」






獄寺「(別名、死の文化祭…。)」










綱吉「で、でも、みんな、そんな感じに怖がっては…ι」


ディーノ「そりゃそうだろ♪
生徒会のトップシークレットだしな♪」


綱吉「な、なんで、そんな秘密のことをディーノさんが知ってんですか!!ι」


ディーノ「知ってるから…かな☆」


綱吉「………ι

(でも、そんな危険な文化祭の劇をやるのが、このクラスに決まったって事は…ι
俺が一番、ヤバいじゃん!
俺、殴り合いとか慣れてないし!!ι)」









獄寺「会長が直々に、このクラスに選んだっつー事は、気に入らねぇのは俺か?」





ルッスーリア「?
あんた、あの時のボム使い?
あら〜。あなた、このクラスなのね〜♪
知らなかったわ〜。」




獄寺「………(怒)」








綱吉「(あの時のボム使い…?ι
獄寺くん、何か生徒会とあったのかな?ι)」






ルッスーリア「どうやら、このクラスに気に入らない奴なんか居ないみたいよ〜♪」



獄寺「あ゙?
そりゃ、どういう事だ。」




ルッスーリア「だって、今回の劇、これだもん。」




バンッ!!


本を出す








綱吉「あれって……」

























生徒会室




正一「よっぽど、あの子が気に入ってるんですね。」



白蘭「うん♪

気に入ってくれるかな?
劇の内容。」



正一「…どうですかね。」



白蘭「ぱくっ…♪」


マシマロを頬張る
















クラス全員
シ、シンデレラァァァッ!!??ι









ディーノ「これはまた、思ってもないのがきたな〜ι(笑)」





ルッスーリア「一部の配役は会長が決めてるわよ〜♪」





綱吉「良かった、決められてて…ι
俺なんかは、木の役とか石の役で良いし…ι」






ルッスーリア「えっと、王子役はディーノって人〜♪」






ディーノ「俺かよ…ι」



綱吉「うわ…ι
すごいピッタリすぎる役…ι」




女子「キャーッ!!!vV




ルッスーリア「そして、意地悪な姉妹が獄寺、山本ね〜♪」





獄寺「チッ…。」





山本「俺、女役かよ〜ι」






綱吉「(獄寺くんに、いじめられるシンデレラの役の人、可哀想…ι)」








ルッスーリア「最後のシンデレラ役は〜♪
沢田綱吉く〜ん♪」








綱吉「え…ι」





ディーノ「…ツナ…ι」


獄寺「…10代目…ι」










綱吉「Σエエェェェェッ!!!!????ι









ルッスーリア「文化祭は3日後だから、セリフ覚えてきてよ〜?
じゃ、お邪魔しました〜♪」




ガラガラガラ…


教室を出る






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