復活BOOK | ナノ
もう1つの学園物語





リボーン「おい、早く起きろ。」



綱吉「……ん〜〜‥(寝)」



リボーン「………」



綱吉「…くぅー‥、かー…(眠)」



カチャ…


バズーカ構える




リボーン「ラストチャンスだぞ、ツナ。」



綱吉「…んんー、くぅ〜、かぁー…(爆睡)」



リボーン「………」

















どっかぁぁぁあああんっ!!!!




















綱吉「…………ι」



リボーン「ちゃおっス。」



綱吉「…普通に起こしてくれよ…(泣)」



リボーン「なに言ってんだ。
何回も起こしてやっただろうが。」



綱吉「けど、バズーカぶっ放すことないだろ!ι
布団とるとか、身体揺するとか、なんか他に起こし方あっただろ?ι」


リボーン「初日から遅刻しないように起こしてやったんだ。
感謝しやがれ。」


綱吉「Σそうだった!!
俺、今日から違う学校だったんだっ!!!ι
ありがとう、リボーン!!

急いで準備しなきゃ!!ι」



リボーン「良かったな。
昨日、制服とか準備しといて。
全部、俺のおかげだな。」



綱吉「はいはい。
リボーンのおかげですよ〜ι」








俺、沢田綱吉。
中学2年生!

勉強も運動も出来ない、ダメダメな俺の元に…









リボーン「お腹減ったから、ママンのご飯、先に食ってるぞ。」


綱吉「良いけど、俺の分まで食うなよ?ι」


リボーン「嫌だったら、早く来い。」


綱吉「うわ…ι
食う気満々だ…ιι」











赤ん坊でヒットマンの家庭教師がやって来た。

しかも、この家庭教師は俺をボンゴレファミリーの10代目ボスにするため、わざわざイタリアから来たんだ。










ドタドタドタッ!!!!

階段を下りる





綱吉「母さん!おはよう!」



菜々「おはよう、ツっくん♪
今日から、新しい学校に通うのよね?」


綱吉「う、うん‥ι」


リボーン「もぐもぐもぐ…」






そして、この家庭教師のせいで、今日から並盛中学校に通うことになったんだ。







菜々「前の学校も近くて良かったのに、急に校長先生が並盛中学校に転入させてくれるなんて。
不思議なこともあるのね〜。」



綱吉「そ、そうだね…ι
(全てリボーンのせいなのにね…ι)」



リボーン「フン…++」






そう。
並盛中学校は普通の学校なんだけど、通ってる奴等がヤバい奴ばっかりらしいから、俺は反対方向の中学校に通うことにしたのに…








綱吉「はぁ〜…ι
やっていけるかな、俺…」



菜々「大丈夫よ、ツっくん♪
ツっくんは、母さんに似て愛嬌があるから、友達なんて、すぐ出来るわよ♪」


綱吉「せっかく、京子ちゃんと同じクラスだったのに…ι」


リボーン「京子とは家で遊べる仲なんだから、良いじゃねぇか。」


綱吉「よりにもよって、並中か…ι
あそこには、並盛町を牛耳ってる危ない人がいるって言うからな〜…ι」


リボーン「友達になれたら良いな☆」


綱吉「なれるかァァァッ!!!!!ι」


リボーン「何でだ。」


綱吉「何でって、俺みたいな、あの、ダ…ダメツナなんか…////ι」


リボーン「朝からエロい顔すんじゃねぇ。」


綱吉「Σんなっ!!!!///ι」


菜々「可愛いって、言いたいのよね、リボーンちゃんは♪」


綱吉「母さん…ι
(絶対、ないって…ι)」


リボーン「早くしねぇと、ほんとに遅刻すんぞ。」


綱吉「Σげっ!!
もう、8時半過ぎてるじゃん!!ι
早くしないと…っ!!!」


朝ご飯を急いで食べる


菜々「ツっくん、はい、お茶。」


綱吉「んぐっ、ゴクゴク…

…はぁーっ、ごちそうさまぁーーっ!!!」


ドタドタドタッ!!!


綱吉「行ってきまぁすっ!!!!ι」



ガチャ…


バタンッ!!!




菜々「行ってらっしゃい〜ι
気をつけてね〜ι」




リボーン「良いファミリーに会えると良いな、ツナ。」






リボーンが、俺に信頼できるファミリーを作らせるために転校させたんだ。




























タッタッタッタ…!!



綱吉「はあ、はあ、はあっ!!ι
どうしよう、遅刻するよ〜ι」



タッタッタッタ!!



綱吉「Σん???
あれって…」


立ち止まる












校門



風紀委員「ネクタイはどうした?」


生徒「す、すいません!ι
明日は必ず…っ!!ι」








綱吉「(うわ〜ι服装チェックだ…ι
あんな恐い人たちに服装チェックされるなんて…ι)」





ドカッ!!


ネクタイを忘れた生徒が殴られる




生徒「Σがはあっ!!!」







綱吉「(Σヒィィーッ!!!ι
殴った、殴ったよぉーっ!!!ι
ちゃんと謝ったのに、あの人…ι)」

↑電信柱に隠れ中











生徒「うぐ…、ちゃんと謝ったのに……」



風紀委員「あ゙?
なに言ってんだ、おま…」





「君。
この前も、そう言ったよね?」





生徒「Σっ!!!!!!





他生徒「や、ヤバいっ!!ι」

「早く、教室行かねぇとっ…ι」

「殺されちゃうっ!!ι」


登校してきた生徒たちが急いで校内に入る












綱吉「(だ、誰…?ι
なんか分かんないけど、周りの人たちが一瞬にして校内に行っちゃったよ…ι)」









「3回目は謝っても許さないよ。」



生徒「Σす、すいません!ごめんなさいっ!!
次からは、絶対…」




ドゴ、ドガッ、バキッ!!!


言い終わる前に殴りつける








綱吉「(…や、やだよ…ι
俺、こんなとこに転入なんて…ι)」



ガクガク震える








生徒「うああああっ!!!!」









綱吉「(か、帰ろう…ι
俺が…、ダメツナの俺が、こんな学校なんて…)」




リボーン「すげぇな。
これが、噂の風紀委員か。」




綱吉「Σリボーンっ!!!!!









「…………」


声がした方を見る















綱吉「(や、ヤバかった〜…ι
見付かるとこだった…ι)」


家の壁に隠れる



リボーン「おい。
何で隠れるんだ?」



綱吉「Σばっ!!何でって、今の見てなかったのか!?
ネクタイ忘れただけで、ボコ殴りだよ!?」


リボーン「だからって、何で隠れなきゃなんねぇんだ?
ネクタイなんか忘れてねぇだろ?」


綱吉「そ、そりゃ、そうだけど…ι」









キーンコーンカーンコーン…








リボーン「チャイム鳴ったぞ。
遅刻だな。」



綱吉「Σヒィィッ!!!
なんで、こんな時にチャイムがァァァッ!!!!ι

でも、あの人たちも一応生徒なんだ。
これで、居なくなるはず…」


校門を見る












「今から遅刻して来た奴には遠慮なんかする事ないからね。」




風紀委員「はっ!分かりました。」



チェック続行












綱吉「Σあり得ねぇぇぇっ!!!!!ι」


リボーン「早く行かねぇと、殺されるぞ。
遅刻した時間で痛め付け方が違うかもしれねぇしな。(笑)」


綱吉「何がおかしいんだよっ!!!ι
あーっ…ι
俺は、初日から病院送りなんだ〜…ι」


頭を抱えて、しゃがみこむ



リボーン「だから、さっさと行けって言ってんだろ。」



綱吉「うぅーー…(泣)」












「おや。
どうしました?」












綱吉「ぇ…、」



リボーン「………」








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