銀魂BOOKA | ナノ
入れ替わり大作戦ッ!!5



朝…






バタバタバタ!!





近藤「おっはよう!トシ!
もう朝だぞ〜!!
いい加減、起きろー!!」



襖を開け起こしに来る





「…ん‥、もうちょい…」


もぞもぞと布団の中で動く




近藤「おいおい〜(笑)
珍しいな、トシ!
お前が寝坊するなんて!」



沖田「土方さん。
近藤さんに、起こしてもらうたぁ、副長として、どうなんでィ。(笑)」


うるさい近藤を見つけてやって来る





「うるっせぇなぁ…。
まだ、依頼の時間じゃねぇだろうが…。
9時までは、寝かせろ…!!(怒)」





近藤「トシが寝言を言うなんて…。
これは貴重だなぁ、総悟。(笑)」




ピッ…


沖田「‥よし。
録音、完了。」


携帯を取り出し、カチカチ押す




近藤「トシ!
皆、もう、朝練、終わって、飯食ってるぞ?
いい加減、起きねぇと。」



沖田「マヨネーズ、隠しやすよ?(ニヤ)」




「………」




沖田「…あれれェ?
土方さん、起きねぇなァ。」


近藤「トシ〜?
マヨネーズいらねぇのか??」




「………」




近藤「トシ〜〜??




ガバッ!!

布団から起き上がり…




「うるせぇって言ってんだろうがっ!!
マヨネーズなんか、いらねぇよ、バカヤロー!!(怒)」


大きい声を出す





近藤「え…」


沖田「………マジですかィ……」




近藤「Σエエーーーーッ!!!!?????ι



近藤の大声が真選組屯所に響き渡る…





























万事屋




「これは…、マジなのか…?ιι」


鏡の前で自分の頬を触る





神楽「銀ちゃん。
いつまで、そこに立ってるつもりネ。
次の人が顔洗えないヨ。」


寝癖が付いた頭で洗面所に来る





「…嘘だろ…ι」


ガックリうなだれる





新八「ふわぁ〜あ。
おはようございます、銀さん…。」


あくびをしながら、洗面所に来る




「Σしっ、新八!?」


いきなりの新八登場に驚く




新八「?
どうしたんですか、銀さん…?ι」




「なっ、ななな、何で、新八がっ!!ι」




新八「どうしてって、昨日、遅くなったんで、泊まったんじゃないですか。」




「泊まった…?ι」




神楽「銀ちゃん、昨日、酒飲みすぎてたから、酔って忘れたアルか?」























真選組屯所




「おいおいおいおいっ!!ι
なんだよ、これはっ!!!!
夢か!?夢なのか!!?
いや、これは、夢だ…!!
絶対、あり得ん!!!ι

ないない!ι
絶対、ないって!!ι」


鏡を見て呟く







隊士A「どうしたんだ、副長…ι
鏡を見てから、ずっとブツブツ言ってるぞ…?ι」


隊士B「変なもんでも食ったんだろうか…ι」


隊士C「今日は、珍しく寝坊したみたいだしよぉ…ι
体調でも悪いんだろうか…?ι」


ボソボソ話す








近藤「トシの奴、なんか変だな…?ι
まるで、トシじゃないような…。」



沖田「ような‥って、ありゃあ、土方さんじゃないですぜェ。おそらく。」



近藤「ん?
よく分かるな?総悟。」


沖田「起きてから、煙草、一本も吸ってませんでした。」


近藤「Σなっ!!ι
マジでか!?ι
毎日かかさず、朝起きたら吸っているのに!ι」


沖田「外見は土方さんでも、中身は旦那って感じでさァ。」


近藤「そう考えると、寝言との内容も納得できるな。」


そう言い、土方?の方を見る


















万事屋



新八「…………」


神楽「…………」




「………フゥーー‥」


落ち着こうと煙を吐く




新八「……あの‥ι」



「…ん?
どうした?」



新八「どうしたって、それ…ι」


驚きながら、指をさす



「……?」



新八「…いつから、煙草吸うようになったんですか…?ι」



「え…ι
これは…、その……ι」



神楽「銀ちゃん!
なにしてるネ!!
マヨラーみたいになりたいアルか!?」




「マヨラーみたいって何だよ!!
マヨネーズ、悪く言うんじゃねぇ!!」




神楽「…今、銀ちゃん、あいつのこと、かばったアル…ι」


変な目で見る



新八「銀さん…?ι
ほんとに、どうしたんですか?ι」




「……ιι」


額に手をあて俯く




新八「ぎ、銀さん…?ι」


神楽「銀ちゃん??」



















真選組屯所




隊士A「副長ーーッ!!!!
落ち着いてくださいィィッ!!!!ι」



「離せ、コノヤロー!!(怒)
俺は自分の家に帰るんだよ!!
そして、自分の身体を確かめに…ッ!!!」



隊士B「自分の家って、ここが俺たちの家じゃねぇですかっ!!」


隊士C「気をしっかり持ってください!!!!ι」


必死に土方?を止める



「ざけんな、てめぇら。
誰が好きで、てめぇらと一緒に居なきゃいけねぇんだよ!!!(怒)
こうしてる間にも、新ちゃんが、偽者の俺にヤられてるかもしんねぇんだぞ!?
邪魔すんじゃねぇぇぇっ!!!!」


肩とか腕を掴んでくるが、無理やり進もうとする




沖田「おい、おめぇら。
ここは土方さんの好きにさせてやりなせェ。」


前に立つ





「Σお前は…!!」



隊士A「Σ隊長!!」


隊長B「ですが、これから、副長の指揮で仕事が……」



近藤「俺と総悟が行くから良いよ。」


総悟の後ろから出てくる



隊士C「Σ局長…!!ι」





沖田「じゃ、好きなだけ行きたいところ、行ってくだせェ。
引き止めて、すいやせんでした。」


土方?に近寄り、ボソボソと囁く



「……っ、
…助かったぜ。」


ダダダッ!!


そう言い、急いで走り去る






近藤「確信したなぁ。総悟。」



沖田「本当のマヨラー土方さんだったら、あんな…、俺たちを悪く言うこと、絶対、言えねぇからねィ。」



近藤「あぁ。
だが、あんな言い方をするのは、アイツしかいねぇよ。」



沖田「旦那しかいませんぜェ。」





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