140文字。
【みたまさん宅御珠くん】
信号は赤になった、私が彼の手を引いた瞬間に。振り返った彼は悲しそうに微笑む。こんなことをしても無駄だと分かっていた、私は信号よりも無力だ。だけど、彼がその数十秒の間だけは私を見つめていてくれた。それだけでも彼を失いかけている今の私には十分だった。



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とっぷ りすと
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