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2011/03/18

ケダモノカタルシス@318Day

ケダモノカタルシス@318Day








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目が焼かれんばかりに神々しい輝きを放つ青年を注視して、喫驚を禁じ得なかった。
場に居合わせた全員が、半ば信じ難いと言う表情でカカロットへ注目する。

──これが、伝説の超サイヤ人だと言うのか?

目映い発光を伴って逆立つ御髪は、さながら黄金の鬣を思わせる。
更に加えてあの、途方も無き生命力や怒り、悲壮と慈しみに溢れた翠緑の双眸。

ベジータの本能は否応なしに惹かれた。
かの強大過ぎる“浄”の力が己にとっては毒になろうとも、必ずや手に入れてみせると。

腕を伸ばす。
烈しい気の奔流に肉体が痛むのも厭わず、ベジータは青年の頬を撫でた。


「カカロット、キサマはオレのモノになれ。異論は認めん」




『ケダモノカタルシス』本文より一部抜粋


この話を表に出すかどうかはまだまだ未定なのですが、折角なんで予告編ぽくしてみました。
絵は物語の終盤辺りをイメージ、なのにベジータ王を入れられなかった事が心残りです。



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