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俺の名は仁王雅治
今日は俺一人で幸村の見舞いに来たんじゃが、丁度幸村はリハビリ中らしい
帰ろうと思ったが、少し面白いことを見つけてしまった
最近幸村が気になっている相手、こしひかり
俺が思うに奴も幸村の事を好いとると思う
(俺もあの幸村が気になっている奴がどんなものか気になるぜよ)
なんせあの幸村じゃ
【ただいま、今リハビリ終わったよ】
俺と幸村はメールを余りしない
ただ、部活の事位でプライベートで話す事はほとんどメールではしなかった
でも幸村がどんなメールを送るかは大体わかるぜよ
【
おかえり('u`)早かったね】
クックク、俺が幸村でないことも知らないで
【今日もホント疲れたな】
【
|д・`)弱気はダメだぞ】
奴は絵文字を使わないらしい
【そうだね……ここにひかりが居てくれたら早く治るのにね】
【
そんなお世辞したって何も出てこないよ((#゚∨`●照)d】
照れてかわいいのう
【そんなことないよ!俺は君がホントに側に居てくれたら………俺は君が】
おおっと、ちょっと言い過ぎたようじゃが
【
ハハ 、そっかそっかありがとう…所で君は誰?】
なんじゃ、気づいとったんか……面白くないぜよ
完璧に幸村に成り済ましてたつもりなんじゃが
【いつから分かってた?】
【
メールが来たときだよ、あと30分位リハビリの時間なのにさ………まぁ最初はもう終わったのかって思ったけど】
【でも俺が幸村じゃないとそれだけで分かるか?】
【
……いや、文章は全く精市と同じだったけどさ………………なんて言えば良いのかな、とりあえず精市じゃないって思った|д・`)】
なんじゃ、それは
愛の力ってやつかのう
【お前幸村の事が好きなんか】
【
さぁ、君が思ってる事でいいんじゃない?】
ほぉ、面白い返事をするのぅ
【じゃあ勝手に思ってるぜよあとこのメールは幸村には内緒にしといてくれんかのぅ】
【
まぁ、しょうがないから内緒にしてあげよう】
送信、受信メールの履歴を消して携帯を元から置いていた場所に戻した
「あれ、仁王?てっきり帰ったと思ってたんだけど」
「おー、幸村………お疲れンしゃい、どうじゃリハビリは疲れるか」
「フフッ、リハビリ程度で弱音を吐いてたら長生きできないよ」
「…………(弱音か)………確かに幸村は弱音を吐かんな」
「…?」
「いいやー、気にしなさんな」
彼女が俺を見破った意味が良く分かった気がする
ククク、そうかそうか
幸村も大事にされてるんじゃな
「のぅ幸村、お前は大事にされとるのぅ」
「フフッそんなことないよ、でも毎日仲間が俺の為に来てくれてるから、大事にされてるのかもね」
「ククク、そうじゃな」
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文章が抜けてたり、あれ、この話とんでない?
ってページがありましたら連絡してくれると助かります
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