1
「こしー、もう怖いから俺たちが送ってあげるよ」
最近の夕方は荷が落ちるのは早く
部活が終わったら優衣はさっさと帰って行った
私はというと
『いや、家近いんで』
男子テニス部に絡まれていた
「えーいいじゃんか。同じ方向だしよー」
『音楽聞くから』
私が歩くと後ろの二人組もついてくる
どうしてもこの二人は苦手だ
『(´・ω・`){ストーカカヨ』
まぁ彼らを無視して音楽を聞く
数分したらメールの着信がなった
【
今日はもう部活終わった】
彼の学校は設備がよく、照明がついているらしく暗くなっても部活ができるらしい
【
今日は早いんだね。俺は今一人で夜道をあるいています。あっでも後ろに男子が二名いる】
【
夜道は危ないよ。ちなみに俺、君の後ろにいるんだ】
『えぇぇぇえ!コネェ━(゚A゚;)━!!!"』
思わず振り向いたじゃないか!
後ろの男子めっちゃくちゃびびってたよ。
ゆっきーならホントに後ろに居そうでこわいんですけど
【
って!ゆっきーが(笑)を使った!!】
まてまてまて、あのゆっきーが(笑)を使いましたよ奥さん!!
今まで絵文字・顔文字を使わなかった、あのゆっきーが!!
(笑)を使いましたよ奥さん
大事なことなので2回言わせてもらいました
【
やっぱり俺が使うと変かな?】
【
いやぐっじょぶ!しかしいきなりどうしたの?】
【
君がいつも(笑)を使っているからね。俺も使ってみようと思っただけ(笑)】
【
流石俺!!】
気が付きと家の前まできていた
『ただいまー』
「おかえりーごはんできてるわよ」
『おっ今日の御飯は焼き魚っすな』
「鞄置いて早くきなさい」
『ういーっす。あれ、ねぇちゃんはもうごはん食べた?』
「さっき食べたわよ」
「ホントに君に出会ってよかった」
『おかーさん。ねぇちゃんが独り言いいだした。とうとうボケがはじまった』
「あんたのメール読んだだけだよ」
『おかあああああああさああああああああん!!おかあさん!?お姉ちゃんがああああああああああ』
私のプライバシーがああああああ
「精市は彼氏?」
『はいいい?彼氏?』
チーターもびっくり
俊敏な速さで携帯を奪い取る
姉はにやにやしとるし
『ゆっきーは友達だから』
「ふーん。ほらゆっきーからメールきてるよ」
『わかってますよー馬鹿野郎』
「私は大人だから挑発なんかに乗らないわよ」
『そうですねー私よりか年ですもんね。おばさんですもんね』
「あんた、言わせておけば!!」
挑発に乗らないと言っていたくせに、ゆっきーからのメールを忘れて口げんかをはじめる。
【
いいよ(笑)俺も君の事ひかりって呼ばせてもらうから】
(えぇぇぇ!なんでこんな展開に!?)
(送信履歴消されてるし!!)
(ねぇちゃんの仕業か!!)
[*前] | [次#]
文章が抜けてたり、あれ、この話とんでない?
ってページがありましたら連絡してくれると助かります
TOP