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『うーわー・・・ごめん優衣。私のサーブが入らないばかりに負けてしまった』

「病み上がりが何言ってんの!それにひかりだけの責任じゃないから、そんなに真っ白に燃えないで」

『ぷ』

優衣はわかる人にはわかるネタを入れてきて、笑わせてきた

私は熱が下がった次の日に練習試合をしていた。

「それにしても熱が下がった次の日に練習試合ってドンマイだよね」

『まぁまるで他人事ですな』

「他人事ですから」

『正直な子です事』

「そんな褒めんなって」

笑いながら優衣は私の背中を叩く、ちょっと痛かった

「そういえばさっきひかりの携帯なってたよ」

『あー、ゆっきーかな』

「ゆっきー?」

『友達』

あれ、最近こんな会話したような


熱が下がったからって無理したらいけないよ。それと水分補給は忘れずに


『あー試合が終わった後に水飲むの忘れてた』

やっぱりゆっきーは気がきくね

優衣も「はい、ポカリ」ってわざわざ買ってきてくれたし


私の周りはいい人ばかりだ。

それとサーブが入らない場合は、立ち位置を考えてみて。じゃあ俺も試合だから行くね


『立ち位置?』

立ち位置ってあれか。ボールが短い時には、コートの真ん中らへんから打って、ボールがでかくなる時は少し下がって打つ・・・・みたいな?


『じゃあ私の場合はネットに引っかかるから・・・』

「ひかり。試合だって」

『優衣!なんだかサーブ行けるきがする』

「そう、じゃあ気を引き締めて勝ちに行こうか」

『うーっす』




(凄い!今の試合ファースト100%の確率で入った!)
(ひかりをここまでしたゆっきーとは何者なんだ)



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