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曇り空の下、俺は軽い足取りで学校に向かった




久しぶりの学校だな…
もう何ヵ月行ってなかったか、
皆、アポなしできたからびっくりするだろうな
フフッ、楽しみだ






―ガラッ






「!?」



「幸村っ!」



「フフッ、皆久しぶり」



丁度今の時間帯が昼休みらしく、食事をしているひとやゲームをしている生徒が目に入った




「ゆっきむらぁぁぁ!来るんなら来るでメールくれよ!!」




「皆をびっくりさせたくてね」




っと、言っても半分以上が余り面識の無い人だけど




「なんだ!幸村は病気治ったのか?」




「いや…………今日はリハビリにって思って」




「そっかそっか…まぁまた会えて嬉しいぜ」




「俺も嬉しいよ」




それを言った後に、人を掻き分けて窓がある方へと歩いた




少し…キツいかな、やっぱりまだ…




いや、諦めたらだめだよね

弱気だとまたひかりに怒られちゃうしね(笑)





「きゃー、最悪!」



「いやまだわかんないかもよー」



「そうそう!従兄弟って事もあるし」



「でも前にさー……君(くん)がこの名前の子の事を好きって噂があったよね……」


「じゃあさじゃあさ本人に確かめてみよーぜ」





後ろからそんな声が耳に入って俺には関係無い事だろうと会話を受け流した





「おーい幸村!こしひかりってお前の彼女!?」




「!?」




今、この場面に出てくるとは思ってもいなかった名前






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文章が抜けてたり、あれ、この話とんでない?
ってページがありましたら連絡してくれると助かります


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