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バスから降りた私達一行は練習をしていた他校のプレイに魅了された
「なっ、なんかレベル違いすぎね?」
「だよな……無駄がないというか、」
『…………フォーム綺麗だな』
「うん…」
『で、でもホラ!私達も勝ち上がってここまで来たじゃん!!』
「そうだよね、ひかり。今から逃げ腰だったら駄目だよね」
「そっ、そうだな」
「ひかりの言う通りだよ!」
『よっしゃぁぁぁ!目標優勝じゃぁぁ!!』
とまぁ、こんな感じで県大会初日が始まったわけだが、
女子は計2ペアだけだけど、男子もいるから少しは心強い…かな?
うん、熊避けの鈴(小)ぐらい心強いかな
うん、意味わからないねごめん
って説明してる間に試合は進んでいって
1試合目は4-0
2試合目は4-1
3試合目は4-3
と、3試合目はかなり危ない試合だったりする
『これ、1試合ずつ説明すると時間かかるんだよね』
「へっ?何か言った?」
『なんでもないよー優衣は知らなくていい大人の事情なんだよ』
「変なのー」
あっ、ちなみに私たちはベスト16で、ベスト8になれば九州大会に出場できるらしいよ(優衣に聞いた)
それにしてもベスト16ってちょっと大変だったけど、なれるものなんだな……………あれ、ベスト16!?
ベスト16!?
今普通に考えたらあと一勝で九州大会じゃない!?
あばばばばばばっ
これは行けるのではないか!?九州大会行けるんじゃないか!?
『優衣!あと、一勝で九州大会だ、よ!』
「それさっき、私言ったよね?」
『えっ…あー、…聞いたっけ…あははは』
なんだかな!九州掛けって思ったら緊張してきた
そうだ!こんな時こそ精市に助けを…
『……………精市、メール見てくれるかな』
Date x/x ww:xx
To 幸村精市
sudject
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今ベスト16です
今更緊張しています
どうすればいいかな
(´・д・`)
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『返ってくるかな………』
「おーい、ひかりー、試合始まるまで練習するよ」
『げっまじでか!今から!?精市からメー…………』
いや、いや、いや、今は精市なんかより試合に集中しなきゃだ
『ラケットとボール持ってくるから先に場所取ってて!』
そうだよ、精市がいなくてもベスト8になってやる!後で自慢するんだから!!
携帯の電源を切って優衣の後を追った
Date x/x ww:xx
From 幸村精市
sudject
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勝ちたい気持ちがあれば
君は必ず勝てる
応援してるから
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文章が抜けてたり、あれ、この話とんでない?
ってページがありましたら連絡してくれると助かります
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