「今回はまだ40%の怒りって所かな」
「え、今のが40%って事は、100%は…」
「一ヶ月は口をきいてくれない」
「悠にとって、それが死より怖いものなんだな…悠妹恐るべしぃ」
『あ!こんな所に成金が倒れてるんですけど!どうしたんですか』
「ひかりちゃん、自分が何したか覚えとらんの?」
『記憶に残して置くような事はしてないと思います』
「白石…この子怖いわ」
「都合のえぇ頭持っとるで…」
『はて、みなさん呆然としてますけど、どうしたんですか?あ、ジャッコ先輩とムスカ先輩私服姿もイケメンですね』
「ひかりー良い子だからお兄ちゃんの所おいで」
『それよりビンゴの続きはしないんですか』
「フ……フハハッハハッハハ!!」
『!?』
「!?」
イケメンの間に居座っていたら背後から不気味な雄叫びが聞こえた
とても不愉快だ
「ハハ……お前中々俺様好みの女じゃねーか」
『さっきまで捨てられた雑巾みたいにボロボロだったのに一瞬で何事無かったように背後に立たないでください』
「すげーな跡部…妹の40%の力を跡部クオリティで浄化してしまうとは」
「俺様に掛かればそんな事どうにでもなるんだよ」
『いや、あの近づかないでください。ごめんなさい謝るから近づかないでください。それ以上こっち来たら貴方の毛根を一日365本キッチリと抜こうと思います』
「それはつまり毎日一緒に居てくれるってことだろ?」
『そんな素敵な発想が思いつく素晴らしい頭を持っていらっしゃるなら、今後の政治に役立つことをツイッターに呟いt…………』
ここから10秒ほど沈黙が続きましたとさ
「あ」
「え」
「…あー」
「:(;゙゚'ω゚'):」
「……」
『………』
かえりた〜くな〜ったよおぉぉぉぉぉ
[*前] | [次#]
TOP
少女はテニスコートへ走った