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中学に入学してすぐにテニス部に入部した。
元々小学3年生の時から親に勧められテニスをしていたせいか、一寸の迷いもなく入部届を提出し、部活とはどういったものなのかと、若干緊張まじりの好奇心を胸に抱いていた。



この事を後悔したのは今日で何回目だろう。
部活動が開始してまだ数週間しかたっていないのだが、それでももう数え切れないほどの、この気持ち




『この飴まずいなー』




新商品と記載されていた飴玉をかばんに詰めながら、今日も憂鬱な部活動へと足を運ぶのであった。





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少女はテニスコートへ走った
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