「悠妹!現実に帰って来いって、キスの一回や二回したって人間しなねーって」
「ひかりさん、被害者は貴方なのですから弁護士を呼んで、あの金の亡者からお金をふんだくってあげましょう」
「ちょっと二人とも慰めになってねぇって」
『………』
「あ、でも悠妹が息を吹き返した」
『…さ』
「何か言いそうだぞ……」
『さっきから煩いですねハゲと眼鏡、
針と糸で口を縫って差し上げましょう
か。あ、ちょっとどいてくれませんか
、おいそこのブタ、てめーだよ赤いブ
タ、お前もさっきから何かと耳障りな
んですけど。口からコンクリート詰め
て琵琶湖にでも沈んでてくれませんか
ね。飛べないブタはただのブタってい
いますし、ちょうどいいですよね。一
年後ぐらいには誰かが気付いて捜索願
ぐらいは出してくれますよ。あぁそれ
とさっきから「スクール水着」って言
いながら興奮している丸眼鏡さん。そ
んなにスクール水着が好きなら自分が
着ればいいじゃないですか。スクール
水着をいつでも拝めるし、一石二鳥じ
ゃないですか、それ着て小学校のプー
ルで泳いでる姿が見てみたいものです
ね。是非録画してスマイル動画にでも
あpしてください。再生数ミリオン達
成するように皆に広めますから。それ
から…』
「ひかりちゃんのお兄さん!ここには無垢な子が居るさかい、はよ止めてください!」
「芥川、そんなガン見したらダメだぜぃ!!」
「銀さん!金さんの目と耳塞いだって!この子には見せたらあきまへん!」
「ガッテン承知」
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少女はテニスコートへ走った