おーさすが細目先輩
6-0で勝ってしまったさっすがー私が見込んだだけの事はある
強すぎてもう海外いきなよって感じですわ
「おいお前」
『はて、私の事ですか?』
「そうだ。スコア取りしてるのに帽子位かぶらねーでどうする」
『いや。帽子持ってきてないんですよ』
この人はどこの学校の方だろうか?
水色のユニフォームを着てるから氷帝だろうか。
「それなら俺の帽子貸してやるよ」
『え、そんな悪いですよ』
「日射病になって倒れられたらこっちが迷惑なんだよ」
迷惑って私が倒れられたら重たくて持ち上げられなく通行の邪魔になるとでも言いたいのだろうか
「ほら、かぶってろ」
『うにゅ』
無理やりかぶせられた青い帽子はブカブカしていた
『貴方は今から試合とか無いんですか?』
「俺は今から室内でトレーニングするから心配するな」
『ならありがたくお借りします』
「水分も適度にとれよ」
そう言うと長身の男の人と走っていった
あ、また返すのが増えた
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少女はテニスコートへ走った