「さて、朝食を食べながらミーティングといこうか」
「ぶちょー!ひかりが白目向いて逝ってます」
「あ、この卵焼きおいしい」
『あ、この卵焼きおいしい。じゃないですよ!私死にかけたんですから』
「シナナクテヨカッタネー」
『ぐ、怖いよージャッコせんぱーい!』
「わっ、いきなり抱き着くなって」
あぁ朝ジャッコ先輩だ。朝はいつも以上輝いていますよ
『じゃあ今度からは宣言して抱きつきます!!』
「こし。そろそろ席につけ、話が進まん」
『……』
しぶしぶ席に着かされた。
ちくしょー!ばかやろー
それになぜか怖い人とさらに怖い人の間に座らせられると言う悪夢
『なぜゆき先輩と変態さんの間なんだ』
「さて話を始めようか。まず、朝練の事なんだけど皆お疲れ様」
「朝六時からはちょっと早いっすよー」
「赤也は珍しく起れたようで安心したよ」
「ふくぶちょーが朝から煩かったんッスヨ」
「何か言ったか赤也」
「な、なんでもないっス」
へー朝練ってもう終わったんだ
「赤也は真面目に起きたのにある一人はまったく起きようとしないんだから」
「たるんどる」
『そんな人が居たんですか』
ほらほら早くゆき先輩に怒られるがよい
「君だよひかり」
『!?。え、私ですか?』
「君以外に誰がいるの」
『いやいや私そんな話聞いてませんよ。』
「苺に頼んだはずだけど」
「そのことなんだけど私が彼女の部屋に行ったとき、居なかったから…ごめんなさい」
「ならひかりが悪い」
えぇぇぇぇぇぇそりゃないっすよお代官様
普通に寝てましたけど!?
『でも、仮にその話聞いたとしても私には関係ないじゃないですか』
「君は何のためにここに来たんだっけ?」
『それはバガンスに』
「堂々と良くいえましたねえー」
『ちょw先輩wこめかみグリグリはだめって習いませんでしたかw』
って笑えねぇよ!!
『ああぁぁそ、それよりさっき話していた人いますよね。泣きボクロがあるひと』
「何?跡部がどうしたの?デートに誘いたいの?ちょっと鏡みてきなよ」
『精神攻撃って知ってますか?じゃなくてこの合宿のリーダ的存在なんですか?』
「跡部がこの合宿を企画したんだ」
『へーだからエラそうなんですか』
だからって朝食の種類を増やせるものなのだろうか
「それにこのホテルの持ち主の息子でもあるしね」
『跡部さんってどうやって攻略したらいいですか』
「ひかりってホント頭弱いよね。早く鏡見に行った方がいいんじゃない?それに跡部が君みたいな庶民を相手にすると思う?豚や牛と結婚した方がまだ跡部にはいいんじゃないかな?ねぇ豚や牛に負ける気分ってどう?ねぇねぇちょっと教えてよ。あーそんなに落ち込まないでもいいって君みたいな人にはミトコンドリアとか紹介してあげようか?ほら、下級生物は下級生物同士がお似合いなんだよね。あ、ごっめーん今口がすべっちゃったてへぺろ★」
『おにいちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん』
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少女はテニスコートへ走った