『ぐーうぅ……はっ、寝てしまった』
やばいやばい。かなりぐっすり寝てたんじゃないか!?
別に寝ててやばいってわけじゃないがゆきさんに見つかったら、またライフを0にさせられる
朝早かったし、いろいろあったし
よかったーまだ試合してた、それに誰にも見られてない、はず
「あ、こしさんいた!ちょっとあなたも真面目に働きなさいよ」
『は、はいすみません』
桜先輩だ
この先輩やっぱりキャラつかめないな
「それにしても氷帝の小鳥遊さん知らない?あの人真面目に仕事してくれないのよ…あなたと同じように使えないわね」
『すいません…』
うぅぅぅ怒られた
「もし小鳥遊さんに会ったら真面目に仕事してって言っといてくれない?もちろんあなたにもいってるのよ」
『は、はい!じゃあ小鳥遊先輩さがしてきまーす』
ん?そういえばさっき小鳥遊先輩も同じようなこと言ってたような
取り合えず眠たい目をこすった
『んーどっちが現実なんだろうか』
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少女はテニスコートへ走った